vol.03 | 時計 おすすめ | Column | リズム製品情報

Column コラム

ソーラー時計の寿命は何年?
知っておきたい長持ちさせるコツ

光のエネルギーで駆動するソーラー時計は、
電池だけで駆動する時計よりも
電池交換の頻度が低く、
商品によっては内蔵電池のみで動くことから
高い人気を誇ります。
使い勝手に優れているうえに、
比較的安価に購入できる商品もあるため、
使用している方も多いのでは
ないでしょうか。
しかし、ソーラー時計は半永久的に
使えるわけではありません。
使い方によっては、すぐに
劣化することもあるため注意が必要です。
ここでは、ソーラー時計の特徴や寿命、
長持ちさせるためのコツをご紹介します。

01 | ソーラー時計とは?

ソーラー時計とは、光のエネルギーを動力として
動く時計のことです。
太陽電池時計と呼ばれることもあります。
ソーラー時計は、光によって電気を作る
ソーラーバッテリー(太陽電池)を
文字盤の下に内蔵したり、
本体上部や正面にソーラーパネルを
設置したりしています。
ソーラーバッテリーで発電したエネルギーを
二次電池(充電池)に蓄えることで
時計を動かすというのが、
ソーラー時計が駆動する仕組みです。

太陽光だけでなく、蛍光灯などの光でも
充電・駆動するので、
室内でも問題なく使用できます。
ただし、ソーラーパネルには
屋内用と屋外用の2種類があり、
時計に使われているパネルは主に屋内用です。
屋内用の置時計や掛時計を
直射日光に当てると、ソーラーパネルの劣化や
時計の不良につながる恐れがあります。
取扱説明書を確認したうえで、太陽光が
直接当たらない場所で使用してください。

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02 | ソーラー時計のメリット・デメリット

ソーラー時計は、電池だけで駆動する時計とは
どのような点が異なるのでしょうか。
一般的な時計と比較しながら、
ソーラー時計のメリットやデメリットを
ご紹介します。

【メリット】電池交換の頻度が少ない

通常の時計は乾電池や内蔵した電池によって
駆動しますが、ソーラー時計は
光のエネルギーを使用して動きます。
電池交換の頻度が非常に少なくなるのは、
ソーラー時計を使用するメリットです。

例えば、壁の高い場所に掛時計を設置すると、
電池が切れるたびに時計を取り外したり、
戻したりする手間がかかります。
しかし、ソーラー時計なら
電池交換の頻度を減らすことが可能です。
一度設置したら、長い期間時刻を
知らせてくれます。

また、電池交換の回数が減るということは、
使用する電池が少なくなるということでも
あります。
使用済みの電池を捨てる頻度が減って
エコな点も、ソーラー時計のメリットの
ひとつです。

【デメリット】保管場所に注意が必要

光の力で駆動する仕様上、
光が全く当たらない押し入れや
引き出しの中で保管を続けると、
充電切れを起こしてしまう可能性が
あります。
充電すれば動くようにはなりますが、
バッテリーが空になった状態から
フル充電までには時間がかかるため、
保管場所には注意が必要です。

また、充電不足によって時間がずれたり、
搭載している機能が正常に使えなくなったり
することも考えられます。
長期間使用しない場合も、
光の当たる場所で
保管するようにしましょう。

03 | ソーラー時計の寿命はどれくらい?

ソーラー時計は、
半永久的に使い続けられるわけではありません。
ソーラーバッテリーで作ったエネルギーを
ためておく二次電池には寿命があります。
購入直後はフル充電すれば
1日持っていたスマートフォンが、
使い続けるうちにすぐ充電切れを
起こすようになった経験をお持ちの方は
多いはずです。

スマートフォンやノートパソコン、
携帯ゲーム機などに搭載された
バッテリーと同様に、
ソーラー時計の二次電池も、
使い続けるうちに最大容量や充電効率は
低下していきます。
電池交換をする必要がなく、
永遠に使えると勘違いされるケースも
ありますが、いずれ使えなくなることは
覚えておきましょう。

二次電池の一般的な寿命は
7~10年ほどとされていますが、
使用状況によっては
数年で寿命を迎えることも考えられます。
「ソーラー時計の寿命は何年」と
一概にいうことは難しいため、
あくまでも数字は目安として捉えてください。
充電してもすぐに止まる、
動かないといった場合は、
ソーラー時計の寿命と判断できます。

また、液晶パネルを搭載したデジタル時計は、
約8年(7万時間程度)で数字や文字が
不鮮明になり、表示が読み取りにくくなります。
電池を交換しても
液晶パネルの表示が不鮮明な場合も、
ソーラー時計の寿命といえるでしょう。

04 | ソーラー時計を長持ちさせるコツ

ソーラー時計の寿命は使用状況にも
左右されます。
ソーラー時計を長持ちさせるには、
正しい使い方や保管方法を知っておくことが
大切です。

基本的に、ソーラー時計は使わない時も
引き出しや押し入れといった暗い場所に
しまうのではなく、明るい窓際など、
光の当たる場所に置くようにしましょう。
定期的に光に当てて充電することで、
電池の寿命を延ばすことができます。
ただし、ソーラーパネルや内部部品の
劣化につながる恐れがあるので、
屋内用の時計を直射日光の当たる場所や、
高温多湿になりやすい場所に置くのは
避けましょう。

また、電池が切れた時は
すぐに交換することも重要です。
電池が切れたまま放置しておくと、
液漏れによる故障や発熱、破裂といった
トラブルやけがにつながる恐れもあります。
動いていても定期的に乾電池は
新しいものに交換し、
長期間使用する予定がない時計は
電池を抜いた状態で保管してください。

05 | 定期的な充電が寿命を延ばすコツ

明るいうちは光のエネルギーによって駆動し、
電池交換の手間を大きく省けるのが
ソーラー時計の魅力です。
商品によっては電池切れ(充電切れ)を
予告する機能が付いていて、
さらに便利に使えることもあります。

光の力で動くとはいえ、
ソーラー時計は半永久的に使えるわけでは
ありません。
二次電池や内部部品の劣化によって、
いずれは使えなくなってしまいます。
ソーラー時計の寿命を延ばして
長持ちさせるには、置き場所に気を付けたり、
定期的に光を当てたりすることが重要です。

また、液漏れによる故障や破裂などに
つながる恐れがあるため、
切れた電池をそのまま放置するのも厳禁です。
動きが悪くなった、
液晶パネルの表示が見えにくいといった時は、
すぐに電池を交換しましょう。
時計にかかる手間を減らしたい方は、
ソーラー時計を用意してみては
いかがでしょうか。

更新 2024.4.15

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