Column コラム
熱中症予防・対策の基礎知識。
暑い夏を快適に乗り切るための6ポイント
気温が高い時期になると、
熱中症を発症するリスクが高まります。
梅雨明けやお盆明けなど、
体が暑さに慣れていない中で
急激に気温が上がるタイミングは、
特に注意が必要です。
熱中症は、いつでも、
誰でもかかる可能性があります。
熱中症を予防するために、
十分な対策を取っておきましょう。
ここでは、
熱中症の予防のために行いたい対策方法の例を
ご紹介します。

01 | 熱中症とは?
熱中症とは、高温多湿の環境下で
体内の水分や塩分のバランスが崩れ、
体温が上昇することにより発生する
障害の総称です。
めまいや火照り、大量の発汗、だるさ、
吐き気、頭痛、筋肉のけいれん(しびれ)、
意識障害といった症状が見られます。
熱中症と聞くと気温などの環境要因だけが
原因と思いがちですが、
体調や行動が要因となる場合もあります。
気温がそこまで高くなかったとしても、
湿度が高い、風が弱い、体調が悪い、
屋外で長時間行動するといった時は
注意が必要です。

02 | 熱中症を予防するにはどんな対策をすれば良い?
熱中症は危険な病態ではありますが、
基本的な対策を行えば予防できるものです。
熱中症を防ぐための基本的な対策方法を、
6つご紹介します。
こまめな水分補給を行おう
こまめな水分補給は、熱中症対策の基本です。
喉が渇く前に水分を取るようにしましょう。
摂取したい水分量は、
1日あたり1.2Lほどが目安になります。
一度にたくさん飲んでも排泄されてしまうので、
少量の水分をこまめに飲むこともポイントです。
アルコールやカフェインが含まれている
飲み物は利尿作用を持っているため、
水分補給には向きません。
また、汗をかくと塩分も失われてしまいます。
大量の汗をかいた時は、
スポーツドリンクや経口補水液、
塩あめなどで塩分も一緒に補給してください。
日頃の体調管理も大事
寝不足や過労による体調不良も、
体温を調整する機能の働きが
悪くなる一因です。
通気性に優れた寝具を使ったり、
エアコンで適度に室温を下げたりして
睡眠環境を整え、
質の良い睡眠を取りましょう。
人の体は、
日々の食事によって作られるものです。
1日3食栄養バランスの良い食事を食べるなど、
生活習慣や食生活の見直しも熱中症対策に
なります。
涼しい服装を心がけよう
気温が高い日に熱がこもりやすい服を
着ていると、熱中症のリスクが上がります。
気温や湿度の高い日は、通気性や吸汗性、
速乾性に優れている、
涼しい服装を心がけてください。
首元を締め付けるような格好は
熱がこもりやすくなるため、
ネクタイを外したり、
襟元を緩めたりするのも有効です。
衣類は、汗を吸って蒸発させたり、
直射日光から肌を守ったりする役割を
持っています。暑いからといって、
何も着ないで過ごすのは逆効果なので
避けましょう。
エアコンで室内環境を快適に
熱中症は、
室内にいる時にも発生する恐れがあります。
室温を下げたり、ブラインドや簾で
直射日光を遮ったりすることも大切です。
室温は28℃以下、
湿度は60%以下になるように、
上手に扇風機やエアコンを活用しましょう。
エアコンを動かす際は、
サーキュレーターも併用して
室内の空気を循環させると、
冷房効率が高まり節電につながります。
温湿度計を用意して温度・湿度を
こまめに確認し、お部屋の冷やし過ぎや
温度の上昇を防ぐのも有効です。
節電を意識しすぎるあまりに、
エアコンなどの空調機器の使用を控えるのは、
熱中症のリスクが上がるため避けてください。
外出時は日差しを防ぐのが基本
熱中症警戒アラートが発表されているなど、
熱中症のリスクが高い時は不要な外出を
控えてください。
仕事などでやむを得ず外出する時は、
できるだけ日陰を歩いたり、
ツバの広い帽子をかぶったり、
日傘を差したりして
直射日光を避けましょう。
こまめに休憩を取ることも大切です。
また、
近年は多くの冷却グッズが販売されています。
冷却シートや空調服、ネッククーラー、
ハンディファンといったアイテムを
活用するのもおすすめです。
適度な運動も熱中症対策に
熱中症は、体が暑さに慣れていないと
起こりやすくなります。
反対に、日常的に運動して
汗をかいている人の方が、
熱中症にはなりにくいです。
暑さが厳しくない時間帯に、
ウォーキングやジョギングといった
軽い運動を行い、暑さに順応しやすい体作りを
行うことも熱中症対策につながります。
ただし、
熱中症警戒アラートが発表されているなど、
気温が高い時に運動を行うのは
控えましょう。

03 | 熱中症が疑われる時の対処法
どれだけ対策を行っても、
熱中症を完全に防ぐことはできません。
熱中症が疑われる人を見かけた時の
対処法も覚えておくと便利です。
【熱中症が疑われる時の対処方法】
- 風通しの良い日陰や、
エアコンが効いた室内に移動する - 着ている衣類を緩めて体を楽にする
- 肌に水をかけたり、うちわであおいだり、
氷を首また脇の下に当てたりして体を冷ます - 水が飲める場合は水分補給を行う
意識がない、自力で水を飲めない、
水分・塩分補給を行っても症状が良くならない
といった時は、重症化している恐れがあるため、
すぐに救急車を呼んでください。

04 | 熱中症対策に使える! リズムのおすすめアイテム
リズムでは、熱中症対策に役立つ
サーキュレーターやハンディファン、
温湿度計などを取り扱っています。
日々の熱中症対策に、リズムの商品を
活用してみてはいかがでしょうか。
ここからは、
熱中症対策に使えるリズム商品の特徴を
ご紹介します。
Silky Wind Circulator
ハンディファンの技術を応用した
2重反転ファンを搭載し、
大風量を実現したサーキュレーターです。
コンパクトなサイズで、
スペースの限られた場所でも設置できます。
6段階の風力調節機能や
3段階の自動首振り機能、
手動による上下210度角度調整機能を
搭載しているため、
エアコンとの併用や部屋干しなど、
さまざまな用途で活用できる点も特徴です。
また、風を取り入れるグリル部分は
1方向スリットのデザインを採用。
ブラシを左右に滑らせるだけで
簡単にホコリを落とすことができるので、
お手入れの手間もかかりません。

Silky Wind Mobile 3.2
リズム独自の2重反転ファンを採用することで、
コンパクトサイズながら大風量を実現。
まっすぐ遠くまで、強い風を届けられます。
勝手に電源が入らないように、
ボタンを長押しすることで電源が入る
「誤作動防止機能」を搭載。
バッグの中にしまって持ち運ぶ際も便利です。
持ち手にはカラビナが付いているので、
カバンに掛けたり、
ストラップにしたりすることも
できます。
ファングリルは0~110度の間で
無段階の角度調整が行えるため、
屋外はもちろん、室内でも卓上ファンとして
便利に使うことができます。

温湿度計
温湿度計を用意すれば、
室内の温度や湿度を簡単に把握できるように
なります。エアコンをつけたり、
換気を行ったりする際の目安にすることが
可能です。
リズムでは、
時間や日付も同時に確認できる商品や、
室内の快適さを表示できる商品、
おしゃれなデザインでインテリアとしても
使える商品など、さまざまな温湿度計を
取り扱っています。
用途やお部屋の雰囲気に適した
温湿度計を用意してみてはいかがでしょうか。

05 | 日頃からできる対策を行うことが大事
熱中症は、
命に関わることもある危険な症状です。
熱中症のリスクが高い日は、
水分・塩分補給を行う、
暑さを避けるなどの対策を行いましょう。
また、熱中症は屋外だけでなく、
屋内でも起こり得るものです。
室内にいる際も、
エアコンやサーキュレーターなどを活用して、
快適に過ごせる環境を整えることを
おすすめします。
温湿度計を活用して、お部屋の温度や湿度を
こまめにチェックするも良いでしょう。
熱中症から身を守るために、
できることから対策を始めてみては
いかがでしょうか。

更新 2025.4.11