vol.10 | 熱中症になりやすい人の特徴は? | Column | リズム製品情報

Column コラム

熱中症になりやすい人の特徴は?
子どもや高齢者は特に注意!

毎年、気温が高くなると
注意しなければいけないのが「熱中症」です。
命を失う可能性もある危険な病態ですが、
人によって発症するリスクは大きく異なります。
熱中症を防ぐには、発生するメカニズムや、
なりやすい人の特徴を把握しておくことが
大切です。
具体的に、熱中症はどのような人が
なりやすいのでしょうか。
ここでは、熱中症が起こる理由や、
なりやすい人の特徴などをご紹介します。

01 | 熱中症はなぜ起こる?

人は、平常時は体温を上げて汗をかいたり、
皮膚表面に血液を集めたりして
体内の熱を逃がしています。
一方で、暑い環境下に長くいると
体温調節機能が乱れてしまい、
体に熱がこもってしまいます。
たくさんの汗をかいて
体内の水分と塩分が失われると、
筋肉や血流にも悪影響を及ぼす点にも
注意が必要です。

暑さによって熱がこもったり、
水分が不足したりした結果、
めまいや火照り、頭痛、吐き気、
けいれんといった熱中症の症状が現れます。

02 | 熱中症になりやすいのはどんな人?

熱中症は、
気温や湿度といった環境に加えて、
体調や健康状態も要因になります。
気温・湿度といった条件が同じだとしても、
熱中症になりやすい人・なりにくい人が
いるということです。
特に、以下の方は
熱中症になりやすいとされているため、
注意する必要があります。

子ども

子どもは汗をかいたり、
体温を調節したりする機能が
発達していません。
さらに、大人よりも体重あたりの
体表面積が大きく、炎天下にいると
体内の深部体温が上がりやすい傾向に
あるため、熱中症に陥るリスクが高くなります。
身長が低く地表との距離が近い幼児は、
地面からの照り返しの影響も
受けやすくなるので、特に注意が必要です。

子どもの年齢や発育状況によっては、
暑さや体の不調を感じても、
うまく言葉にできない可能性があります。
周囲の大人が顔色や汗のかき方などを
観察し、適宜水分補給や休憩を
取らせてあげましょう。

高齢者

高齢者になると、
若い頃に比べると体内の水分量が減少したり、
喉の渇きを感じにくくなったりするため、
熱中症にかかりやすくなります。
また、年を取ると温度を感知する感覚が
衰えます。室温が高いのに
エアコンをつけずに過ごす、
厚着をしてしまうなど、熱中症にかかるリスクが
上がることも覚えておきましょう。

温湿度計を活用して
室内の温度・湿度を把握し、
適切に冷房や扇風機、
サーキュレーターといった空調機器を
使用することが重要です。
水分補給が遅れて脱水症状に陥る
可能性も高くなるので、
こまめに水を飲むことも心がけてください。

肥満の人

皮下脂肪が多い肥満体型の方も、
熱中症のリスクが高いとされています。
これは、脂肪が多く体の熱を逃がしにくいことが
理由です。
加えて、
体を動かす際に多くのエネルギーを使うため、
熱を生みやすい点も、
熱中症のリスクが高い理由として挙げられます。

汗をかいたらしっかりと水分補給を行う、
涼しい部屋で過ごして体温を下げる
といった対策を取ることが大切です。

体調が悪い人

二日酔いや寝不足、
下痢による脱水症状などで体調が悪いと、
体温を調節する機能が
正常に働かなくなります。
年齢を問わずに熱中症のリスクが
高くなるため、規則正しい生活習慣を
心がけることも大切です。

また、糖尿病や高血圧症といった
病気の治療を受けている方も、
熱中症を発症しやすいとされています。

暑さに慣れていない人

暑さに慣れていない方も、
熱中症のリスクが高いです。
梅雨明けやお盆明け、
梅雨前の猛暑日といった
急に気温が上がる時期は、
体が暑さに慣れていないため、
特に注意しなければいけません。

他にも、屋外で長時間活動する方や、
屋内で火を使う方、日常的に運動する
習慣がない方なども、
熱中症のリスクは高くなります。

03 | 熱中症を起こしやすい環境や行動は?

人によってなりやすさに差があるとはいえ、
誰でも熱中症になるリスクは
抱えているものです。次のような環境にいたり、
行動を取ったりすると
熱中症になりやすくなるため、
気温が暑い日は注意しましょう。

【熱中症になりやすい環境】

  • ・気温または湿度が高い
  • ・風が弱い
  • ・日差しが強い など

【熱中症になりやすい行動】

  • ・屋外で長時間作業をしている
  • ・暑い日に激しい運動を行う
  • ・水分補給ができていない など

熱中症は屋外だけでなく、
屋内でも起こり得るものです。
屋内にいるからといって安心せずに、
適切に対策を取る必要があります。

04 | 熱中症予防のためのポイント

熱中症は、対策していれば防ぐことが可能です。
暑い日は、屋内にいても自然と汗をかきます。
気温や湿度が高い日は、
喉の渇きを覚える前に、
こまめに水分を取ることを心がけましょう。
たくさんの汗をかくと体内の塩分も
流れ出てしまうので、
スポーツドリンクや経口補水液などで適度に
塩分補給を行うのもポイントです。

体温が上がるのを防ぐために、
熱中症警戒アラートが出ている時は
外出を控えたり、やむを得ず屋外に出る時は
日陰を歩いて直射日光を避けたりするのも
有効です。通気性や速乾性に優れた、
涼しい服装で過ごすのも良いでしょう。

前述のとおり、
熱中症は屋内でも起こる可能性があります。
節電を意識してエアコンを使わずに過ごすと、
熱中症に陥る恐れがあり危険です。
エアコンや扇風機、除湿機といった
機器を使って、温度や湿度を適切に
調整してください。
エアコンと一緒にサーキュレーターを活用して、
室内の空気を循環させるようにすると、
省エネ効果が期待できます。

熱中症対策の具体的な方法については、
以下の記事で詳しく解説しているので、
併せてご確認ください。

熱中症対策はこちら

05 | 熱中症対策に便利なリズムのおすすめアイテム

熱中症は、さまざまなアイテムの活用によって
対策が可能です。
ここからは、
主に屋内での熱中症対策に役立つ
リズムのおすすめ商品をご紹介します。

Silky Wind Circulator

ハンディファンの技術を応用した
2重反転ファンを搭載し、
大風量を実現したサーキュレーターです。
コンパクトなサイズで、
スペースの限られた場所でも設置できます。
6段階の風力調節機能や
3段階の自動首振り機能、
手動による上下210度角度調整機能を
搭載しているため、
エアコンとの併用はもちろん、
部屋干しなどの用途で活用できる点も特徴です。

また、風を取り入れるグリル部分は
1方向スリットとなっており、
ブラシを左右に滑らせるだけで
簡単にホコリを落とすことができます。
お手入れの手間をかけずに、
室内の空気を循環させることが可能です。

Silky Wind Circulator

Silky Wind Mobile 3.2

リズム独自の2重反転ファンを採用し、
コンパクトサイズながら大風量を実現した
ハンディファンです。
まっすぐ遠くまで、強い風を届けられます。
ボタンの長押しで電源が入る
「誤作動防止機能」をしており、
勝手に電源が入りにくいため、
搭載バッグの中にしまって持ち運ぶ際も
便利です。
持ち手にはカラビナが付いているので、
カバンに掛けたり、ストラップにしたりすることも
できます。

また、ファングリルは0~110度の間で
無段階の角度調整が可能です。
屋外はもちろん、卓上ファンとしても
便利に使うことができます。

屋内での使用がメインの方は、
左右自動首振り機能で、
適度に風に当たることができる
「Silky Wind Mini」を用意するのも
おすすめです。
コンパクトで場所を取らないので、
省スペースで使用できます。

Silky Wind Mobile 3.2

温湿度計

温湿度計を用意すれば、
室内の温度や湿度を簡単に
把握できるようになります。
エアコンをつけたり、
換気を行ったりする際の
目安にすることが可能です。
リズムでは、
時間や日付も同時に確認できる商品や、
室内の快適さを表示できる商品、
おしゃれなデザインでインテリアとしても
使える商品など、さまざまな温湿度計を
取り扱っています。

温湿度計

06 | 熱中症の原因を知って適切に対処しよう!

熱中症は、体温調節が上手にできなくなり、
体内に熱がこもることで発生します。
直射日光の影響を受けやすい
屋外はもちろん、屋内で過ごしていても、
環境次第では熱中症に陥る可能性が
あるため注意が必要です。

特に、
体温調節機能が発達していない子どもや、
温度に対する感覚に衰えが見られる
高齢者の方は、熱中症になりやすいと
されています。周囲の人が空調の使用や
水分補給を促すことも、
熱中症予防のポイントです。

ただし、室内の気温や温度をどう感じるかは、
個人差も大きいものです。
温湿度計を用意して、エアコンなどの空調を
適切に使用できる環境を整えることも
おすすめします。

更新 2025.4.11

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