vol.12 | 暑熱順化で熱中症を防ごう! | Column | リズム製品情報

Column コラム

暑熱順化で熱中症を防ごう!
夏の前からできる熱中症対策

気温や湿度が上がる時期は、
熱中症に注意しなければいけません。
熱中症のリスクが高まる夏本番を前に必要なのが
「暑熱順化(しょねつじゅんか)」
を進めることです。
しかし、
暑熱順化とはどのようなことなのか、
よくわからないという方も
いらっしゃるでしょう。
ここでは、暑熱順化とはどのようなもので、
何をすれば良いのかをご紹介します。

contents

  1. 01暑熱順化とは?
  2. 02熱中症は夏前から警戒が必須!
  3. 03日常でできる暑熱順化の方法
    1. ウォーキングやジョギング・サイクリング
    2. 筋トレやストレッチ
    3. 入浴
  4. 04暑熱順化以外の熱中症対策は?
  5. 05熱中症対策に使える! リズムのおすすめ商品
    1. Silky Wind Circulator
    2. Silky Wind Mobile 3.2
    3. Silky Wind Mini
    4. 温湿度計
  6. 06暑熱順化で暑い季節に備えよう!

01 | 暑熱順化とは?

暑熱順化とは、体が暑さに慣れることです。
体を動かすと、
体内で熱が作られて体温が上がります。
その際は、汗をかくことによる気化熱などで
体内の熱を放出し、体温調整を行っています。
この体温調整がしっかりとできなくなると、
体に熱がこもって体温も上昇し、
熱中症が引き起こされてしまうのです。

体が暑さに慣れていないと、
気温の変化に体が対応できずに、
熱中症を起こすリスクが高まります。
反対に、
暑熱順化によって体を暑さに慣れさせておけば、
熱中症に備えることが可能です。

02 | 熱中症は夏前から警戒が必須!

地域によっては、
5月頃から25℃以上の夏日や、
30℃以上の真夏日になることがあります。
5月頃は、体が暑さに慣れていません。
気温の高い日は熱中症のリスクが増すため、
特に注意が必要です。

個人差はありますが、暑熱順化には
数日から2週間程度はかかるとされています。
夏になってから熱中症対策を始めるのではなく、
早い時期から無理のない範囲で
暑熱順化を行いましょう。

また、
雨の日が続き
気温が下がることも多い梅雨の時期になると、
暑熱順化した体が
元に戻ってしまう場合があります。
梅雨の晴れ間や梅雨明けといった
気温が大きく変化するタイミングも、
熱中症のリスクが高いため注意しましょう。

03 | 日常でできる暑熱順化の方法

暑熱順化を行うには、
気温が上がって熱中症のリスクが増す前に、
汗をかくことが大切です。
日常生活で行える暑熱順化の方法を、
3つご紹介します。

ただし、暑熱順化を行おうとした結果、
かえって体調を崩す恐れもあります。
体質や体調、その日の気温なども考慮して、
無理のない範囲で行いましょう。

ウォーキングやジョギング・サイクリング

ウォーキングやジョギングは、
日常生活に取り入れやすい運動のひとつです。
運動する時間が取りにくい時は、
帰宅時に最寄り駅の少し前で降りて歩く、
エレベーターやエスカレーターではなく
階段を使うといった工夫を行いましょう。
ウォーキングは1回30分、
ジョギングは1回15分を
週5日程度行うのが目安です。

また、通勤や買い物の際に
サイクリングを行うのもおすすめです。
サイクリングは、1回30分を
週3回程度行うのが目安になります。

筋トレやストレッチ

雨が降っていたり、気温が高かったりして、
屋外での運動が難しい時もあるでしょう。
そのような日は、室内で
筋トレやストレッチを行うのもおすすめです。
室内でも熱中症になるリスクはあるため、
室温に注意して、
適宜水分や塩分を補給してください。

筋トレやストレッチといった運動は
1回30分、頻度は週5~毎日を
目安に行うのが基本です。

入浴

入浴でも暑熱順化の効果は期待できます。
シャワーを浴びるだけで済ませるのではなく、
2日に1回はしっかりと湯船につかって
汗をかくのがポイントです。
入浴時間はお湯の温度に応じて調整しましょう。

お風呂に入るとたくさんの汗をかきます。
入浴前後に水分補給を行い、
脱水症状を防ぐことも大切です。

04 | 暑熱順化以外の熱中症対策は?

暑熱順化を済ませたとしても、熱中症のリスクが
完全になくなるわけではありません。
気温や湿度が高い日の熱中症対策は必須です。

こまめに水分を飲む、
汗をたくさんかいたら塩分も補給する、
生活習慣を整える、
エアコンを適切に使って室温を下げる、
日傘や帽子で直射日光を防ぐといった
対策を行いましょう。
具体的な熱中症対策の方法については、
以下の記事で詳しくご紹介しているので、
併せてご確認ください。

05 | 熱中症対策に使える! リズムのおすすめ商品

リズムでは、熱中症対策に役立つ
サーキュレーターやハンディファン、
温湿度計といったアイテムを取り扱っています。
日々の熱中症対策に、
リズムの商品をぜひご活用ください。

Silky Wind Circulator

ハンディファンの技術を応用した
2重反転ファンを搭載し、
小型ながら大風量を実現した
サーキュレーターです。
風量はそよ風のような微風から
35m先に届く大風量まで、
6段階で調整できます。

空気の取り込み口は一方向のスリットグリルで、
ブラシを滑らせるだけで
簡単にごみを落とせます。
分解して、
中まできれいにお手入れすることも可能です。

また、3段階の自動首振り機能や、
手動による上下210度首振り機能、
衣料乾燥機能などを搭載しており、
幅広い用途で活用できます。

Silky Wind Mobile 3.2

リズム独自の2重反転ファンを採用し、
コンパクトサイズながら大風量を実現した
ハンディファンです。
まっすぐ遠くまで、
強い風を届けることができます。

持ち手にカラビナがついているので、
カバンに掛ける、ストラップにするなど、
使わない時の持ち運びやすさに
優れている点も魅力です。
ボタンを長押しして電源が入る
「誤作動防止機能」を搭載しているので、
カバンの中で勝手に電源が入るのを防げます。

また、ファングリルは0~110度の間で
無段階の角度調整が可能です。
屋外はもちろん、
室内でも卓上ファンとして便利に使えます。

Silky Wind Mini

独自の2重反転ファンを採用することで、
コンパクトながら大風量を実現した
卓上ファンです。
左右自動首振り機能で、
風に当たり過ぎるのを避けることができます。
つまみを回して電源のオン/オフと風量切り替え、
つまみを押して首振り機能の切り替えと、
操作のしやすさに配慮している点も特徴です。

Silky Wind Circulatorと同じ
一方向スリットグリルを採用しているので、
気になった時にさっと掃除を行えます。

温湿度計

正確な室温は、感覚ではわからないものです。
自分では暑さを感じていないものの、
熱中症のリスクが高い室温になっていた
ということも考えられます。
お部屋の温度・湿度を一目で確認できるように、
温湿度計も用意しておくと便利です。

熱中症が発生しやすい温度・湿度になると
画面上に警告を表示してくれる温湿度計なら、
エアコンを使うタイミングを
的確に判断できます。

06 | 暑熱順化で暑い季節に備えよう!

体を暑さに慣れさせる暑熱順化は、
有効な熱中症対策のひとつです。
ただし、一度暑熱順化ができたとしても、
暑さからしばらく遠ざかると
効果はなくなってしまいます。
涼しい日が続いた後の猛暑日などは、
特に注意が必要です。

また、暑熱順化を済ませていたとしても、
完全に熱中症を防げるわけではありません。
水分補給や空調の適切な使用など、
基本的な熱中症対策は継続することが大切です。

更新 2025.4.11

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