vol.12 | 湿気対策で快適な室内環境を保とう! | Column | リズム製品情報

Column コラム

湿気対策で快適な室内環境を保とう!
手軽にできる7つの対策方法

お部屋の湿度が高くジメジメしていると、
不快感を覚えるものです。
湿気が高い状態で放置し続けると、
体調不良につながる恐れもあります。
湿気がたまりやすい場所は、
適切に対処して湿度を下げることが大切です。
では、お部屋の湿度はどのように調整すれば
良いのでしょうか。
ここでは、湿気がたまる原因やたまりやすい場所、
簡単に行える湿気対策の方法などをご紹介します。

contents

  1. 01湿気がたまりやすい原因は「天候」と「場所」の2つ
    1. 天候
    2. 場所
  2. 02湿気がたまることによる影響は?
  3. 03お部屋の湿度はどれくらいを保てば良い?
  4. 04簡単にできるお部屋の湿気対策
    1. 換気を行う
    2. エアコンやサーキュレーターを使う
    3. 隙間を作るように家具を置く
    4. 除湿機・除湿剤を活用する
    5. 新聞紙や重曹などを使う
    6. 結露をこまめに拭き取る
    7. 入浴後は換気扇を回す
  5. 05湿気対策に! リズムのおすすめ商品2点
    1. Silky Wind Circulator
    2. 温湿度計
  6. 06湿気対策で快適に過ごせる空間にしよう

01 | 湿気がたまりやすい原因は「天候」と「場所」の2つ

湿気がたまる原因は、
大きく天候と場所の2つに分けられます。
湿気がたまりやすい原因を知って、
対策に役立てましょう。

天候

湿度が高い曇りや雨の日は、
お部屋に湿気がたまりやすくなります。
湿度が高いと、空気中に含まれる
水蒸気の量が多くなるためです。
特に、雨の日が続く梅雨の時期や、
気温が高く空気がたくさんの水分を含む夏場は、
湿気がたまりやすい傾向にあります。

冬場は気温が低く空気も乾燥しているため、
湿気とは無縁に思われるかもしれません。
しかし、水蒸気を発生させる暖房器具の使用や、
屋内と屋外の気温差によって発生する結露の影響
などで、室内に湿気がたまる可能性があります。

場所

場所も、湿気のたまりやすさに影響を及ぼします。
湿度が高くなりやすい水回りや、
日当たりと風通しの悪い場所は、
特に湿気がたまりやすいです。
具体的な場所としては、お風呂場や脱衣所、
洗濯物を室内干ししているお部屋、
日当たりが悪い北側のお部屋、
ベッドもしくは布団のあるお部屋、
クローゼット、下駄箱などが挙げられます。

また、家の立地や構造が、
湿気のたまりやすさに影響することもあります。
海や川の近くにある家や、地面に近い
集合住宅の1階、気密性が高い設計の家、
コンクリート構造の家などは注意が必要です。

02 | 湿気がたまることによる影響は?

カビやウイルス、細菌、ダニなどは、
高温多湿の場所を好みます。
湿気がたまってジメジメしているお部屋は、
それらが繁殖しやすい環境です。
カビやウイルス、ダニなどが繁殖すると、
風邪や鼻炎、喘息などの
健康被害につながる恐れがあります。

また、湿度が高いと汗が蒸発しにくく、
体内に熱がこもりやすくなります。
湿度と気温が高い日は、熱中症の原因になる
可能性もあるため注意が必要です。
健康かつ快適に暮らすには、湿気対策を行い、
湿度を適切に保つ必要があります。

03 | お部屋の湿度はどれくらいを保てば良い?

カビやウイルス、ダニなどの発生を防ぐには、
お部屋の湿度を適切に保つことが大切です。
では、適切な湿度とは
具体的にどのくらいなのでしょうか。

厚生労働省が公表している
「建築物環境衛生管理基準」では、
衛生的な環境を維持するのに適している条件は、
建物内の湿度が40~70%、
室温が18~28℃と設定されています。※
また、人が快適に過ごしやすいといわれる湿度は
40~60%ほどです。

季節によって適切な湿度は若干変わるものの、
基本的には湿度が40~60%になるように
対策を行うと良いでしょう。

※出典:厚生労働省「建築物環境衛生管理基準について」

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/seikatsu-eisei10/

04 | 簡単にできるお部屋の湿気対策

湿度は、天候や場所に
大きく影響を受けるものです。
雨の日が続いているなど、お部屋の湿度が高い時は
どのように下げれば良いのでしょうか。
手軽に行える湿度対策を、7つご紹介します。

換気を行う

換気は、すぐに行える手軽な湿気対策です。
窓や扉などを開けて室内に風を通すことで、
お部屋の湿度を下げられます。
対角線上にある窓や扉を2カ所開けて、
風の通り道を作るのがポイントです。
1~2時間に1回、5~10分ほど
換気を行うのが好ましいとされています。

また、換気は雨の日でも湿気対策になります。
室内に雨粒が入ってくるほどの大雨でなければ、
雨の日も定期的に換気を行いましょう。

エアコンやサーキュレーターを使う

風通しが悪い、窓が小さいといったお部屋だと、
窓を開けても
なかなか換気できないことも考えられます。
そのようなお部屋では、
エアコンの除湿機能を活用すると良いでしょう。
機種によっては除湿機能がない可能性もあるため、
事前に確認しておくと安心です。

エアコンではなく、
サーキュレーターや扇風機といった
風を出す家電を使って、
室内の空気を循環させるのもおすすめです。
開けた窓に向けてサーキュレーターで風を送ると、
効率的に室内の湿気を外に出すことができます。

隙間を作るように家具を置く

家具と家具または家具と壁の間に隙間がないと、
風通しが悪くなって湿気がたまります。
大型の家具を配置する際は、
家具同士を少し離したり、
壁にぴったりくっつけるのを避けたりして、
風の通り道を作ることが大切です。

また、室内に置くものの量を
減らすのも良いでしょう。
室内の空気が循環しやすくなるので、
結果として湿気がこもるのを防げます。

除湿機・除湿剤を活用する

除湿機や除湿剤を活用して、
お部屋の湿気を取るのもおすすめです。
除湿機は、使用する空間の広さに
見合った性能を持つモデルを用意しましょう。

押し入れやクローゼット、下駄箱のような
狭い空間には、除湿剤を置いておくと
湿気を取ることができます。
据え置きタイプやシートタイプなど、
除湿剤はさまざまな種類があるため、
場所に応じて使い分けるのがポイントです。

新聞紙や重曹などを使う

新聞を購読している方は、
新聞紙を使うのも良いでしょう。
新聞紙は吸湿性に優れているので、
下駄箱に敷いたり、
湿気が気になる場所に置いたりすることで
湿気対策になります。
一度くしゃくしゃに丸めるのが、
新聞紙を使った湿気対策のコツです。
くしゃくしゃにすることで表面積が増えるので、
湿気を吸い取りやすくなります。

新聞以外には、
重曹や炭も湿気を吸う効果があるため、
湿気が気になる場所に
置いてみてはいかがでしょうか。

結露をこまめに拭き取る

窓に結露が発生すると、室内の水分量が増えて
湿気につながることがあります。
結露が発生していたら、
こまめに拭き取ることを心がけましょう。

とはいえ、
結露の発生を常に見張り続けるのは
現実的とはいえません。
結露を吸水するテープや結露防止シートといった、
専用のグッズを用意するのもおすすめです。

入浴後は換気扇を回す

お風呂場は、家の中でも
特に湿気がたまりやすい場所のひとつです。
入浴後は換気扇を回して、
湿気がこもらないように気を付けましょう。

浴槽にお湯を残したままにする時は、
浴槽のフタを閉めておくのがポイントです。
フタを閉めずに放置すると
浴室内に湯気が広がり、
湿気もたまりやすくなります。

05 | 湿気対策に! リズムのおすすめ商品2点

湿気対策は、室内の換気を行うのが基本です。
効率的に湿気対策を行いたい方は、
サーキュレーターや
室内環境を把握できる温湿度計を
用意しておきましょう。
ここからは、
お部屋の湿気対策に役立つ
リズムの商品をご紹介します。

Silky Wind Circulator

ハンディファンの技術を応用した
2重反転ファンを搭載し、小型ながら
大風量を実現したサーキュレーターです。
風量はそよ風のような微風から、
35m先に届く大風量まで、6段階で調整できます。

空気の取り込み口は一方向のスリットグリルで、
ブラシを滑らせるだけで簡単にごみを落とせます。
分解して、
中まできれいにお手入れすることも可能です。

また、3段階の自動首振り機能や、
手動による上下210度首振り機能、
衣料乾燥機能などを搭載しており、
幅広い用途で活用できる点も特徴です。

温湿度計

室内の環境が一目でわかる、
目安表示付きの高精度デジタル温湿度計です。
「熱中症」「食中毒」
「インフルエンザ」「カビ/ダニ」が発生しやすい
温度・湿度になると、
画面上に「注意」と表示されます。
具体的な数字として
室内の温度や湿度を把握できるため、
空調を管理して、快適な環境を保つ役に立ちます。

06 | 湿気対策で快適に過ごせる空間にしよう

湿気が室内にこもると、
カビやウイルス、ダニなど、
体に悪影響を及ぼすものが繁殖しやすくなります。
健康被害を防ぐために、定期的に換気したり、
湿気対策に使えるグッズを活用したりして、
室内の湿度を適切に調整することが大切です。
換気をより効率的に行うために、
サーキュレーターを用意するのも良いでしょう。

ただし、お部屋の正確な湿度や温度は、
体感で知ることができません。
室内環境を把握して、
空調を適切に使用するために、
温湿度計も用意しておくことをおすすめします。
リズムのサーキュレーターや温湿度計を、
快適に過ごしやすい空間作りにお役立てください。

更新 2025.4.11

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