Column コラム
寝苦しい夜もぐっすり眠れる!
熱帯夜に試したい快眠のポイント
気温や湿度の高い夏の熱帯夜は、
なかなか寝つけなくて疲れが取れないと
お悩みの方も多いのではないでしょういか。
寝苦しい夏の睡眠の悩みを解消するには、
寝るための準備を済ませたり、
寝室の環境を整えたりして、
眠りやすい状態を作ることが大切です。
寝苦しい夜に役立つ、
快眠のために取り入れたいテクニックや、
睡眠環境の整え方をご紹介します。

01 | よく眠るためのポイントは「深部体温」
寝つきを良くするには、
深部体温を意識することがポイントです。
深部体温とは、
体の中心(内側)の温度のことを指します。
基本的に、
人は深部体温が下がることで眠くなります。
しかし、気温が高い熱帯夜は
深部体温がなかなか下がりません。
結果として、
寝苦しさを感じやすくなってしまうのです。
深部体温を下げることを心がければ、
熱い夜でもスムーズに眠りに落ちやすくなります。

02 | 寝苦しい夜に役立つ快眠テクニック
寝つきを良くして睡眠の質を高めるには、
深部体温を調整するだけでなく、
寝室を眠りやすい環境に整えることが大切です。
夏の寝苦しい熱帯夜にも役立つ、
快眠のためのコツをご紹介します。
寝る1~2時間前に入浴を済ませる
お湯につかって体を温めると、
深部体温が一時的に上がります。
湯船から出た後、上がった深部体温が
下がっていく間に、眠気を生むことが可能です。
寝つきを良くしたい方は、睡眠の
1~2時間ほど前に入浴すると良いでしょう。
ただし、お風呂の温度が高いと
交感神経を刺激するため、
かえって眠りにくくなってしまいます。
ぬるま湯にゆっくりつかるのがポイントです。
シャワーだけで済ませる時は、
足首や首の後ろなど、
太い血管が通っている場所にお湯を当てると、
深部体温を上げやすくなります。
暖かい飲み物を飲む
入浴ではなく、暖かい飲み物を飲んで
体内の温度を上げることも可能です。
体を冷やしてしまうので、
眠る前に冷たい飲み物を飲みすぎるのは
控えることをおすすめします。
また、カフェインが入っている飲み物は、
寝つきに悪い影響を与える恐れがあります。
夕方以降は、コーヒーや紅茶、緑茶といった
飲み物は控えましょう。
眠りが浅くなり、睡眠の質が落ちてしまうため、
アルコールの飲みすぎも厳禁です。
リラックスできる環境を整える
気持ちが高ぶっていると、
なかなか眠ることができません。
リラックスできるように、
寝室の環境を整えておくのも良いでしょう。
お部屋の照明を控えめにする、
環境音楽(アンビエントミュージック)をかける、
アロマを使うなど、自分が
落ち着いて過ごせる環境を整えてみてください。
反対に、寝る前に激しい運動をしたり、
パソコンやスマートフォンを見たりすると、
寝つきが悪くなってしまいます。
睡眠前は、
穏やかな気持ちで過ごすことが大切です。
パジャマ(寝間着)に着替える
部屋着のまま寝ているという方は、
寝る前にパジャマ(寝間着)に
着替えるのも有効です。
「睡眠前にパジャマに着替える」
という行為を習慣づけることで、
眠りやすくなる効果が期待できます。
人は寝ている間にも
たくさんの汗をかくため、
寝苦しさを感じないように、
吸水性に優れた着心地の良い
パジャマを用意しましょう。
気温が高い夏場は、半袖半ズボンで
過ごしている方が多いかもしれません。
しかし、肌の露出が多いパジャマだと、
寝具から出た手足が
冷えすぎてしまう恐れがあります。
全身から出た汗を吸収するためにも、
薄手の長袖長ズボンのパジャマを
着るのがおすすめです。
寝具を見直す
気温が高い夏専用の寝具を
用意するのも良いでしょう。
熱を逃がしやすく、
吸湿性に優れた寝具を使えば、
快適に眠りやすくなります。
触ると冷たさを感じる
接触冷感寝具を用意したり、
頭を冷やせる氷枕を使ったりするのも効果的です。

03 | エアコンで室温を調整しよう
気温が高い夜は、
ご紹介したテクニックを駆使したとしても、
寝苦しさを覚えるものです。
エアコン(冷房)を上手に活用して、
寝室を過ごしやすい温度に整えておくことも、
快眠のためには欠かせません。
就寝時にエアコンをつける時のポイントを、
3つご紹介します。
【ポイント1】電源は30分前には入れておく
お部屋の場所や構造によっては、
日中に室内にたまった熱が、
夜になってもこもっている場合があります。
そのようなお部屋では、寝る直前にエアコンを
つけてもすぐに室温が下がりません。
寝室に入る30分から1時間ほど前に、
エアコンの電源を入れておきましょう。
気温などにも左右されますが、
冷房の設定温度は25~26℃が目安です。
この時、体に風を当てるのではなく、
熱のこもりやすい天井側に
エアコンの風が当たるようにすると、
効率的に室内を涼しくできます。
【ポイント2】湿度もコントロールする
快眠のためには、お部屋の温度に加えて
湿度を調整することも大切です。
エアコンのドライ(除湿)機能や除湿機などを
活用して、室温は26℃、湿度は50パーセント
程度に保つことを心がけましょう。
また、お部屋の冷やしすぎは
寝つきが悪くなる原因になり得ます。
エアコンに「おやすみモード」
のような夜用のモードがある時は、
その機能を活用するのがおすすめです。
【ポイント3】できるだけつけっぱなしにする
「つけっぱなしだと電気代がかかるから」と、
タイマーを設定している方も
多くいらっしゃるでしょう。
夏場の熱い夜は、エアコンを消さずに
つけ続けるのがおすすめです。
熱帯夜の場合、
一晩中エアコンをつけっぱなしにしていた方が、
室温は安定します。
とはいえ、温度や湿度は
体感ではわかりにくいものです。
温湿度計を用意して
温度や湿度を数字で把握すると、
お部屋の環境をコントロールしやすくなります。

04 | サーキュレーターを併用するのもおすすめ!
眠っている間に、
エアコンの風が直接当たり続けると、
体が冷えてしまいます。
エアコンを使う時は、
風が体に当たらないように注意が必要です。
より効率的にお部屋の温度を下げて、
涼しさを感じたい方は、サーキュレーターを
活用するのがおすすめです。
室内の空気を循環させて、
風が天井などに当たるようにして
室内の温度を下げることで、
間接的に体を冷やせます。
室内の空気が動いて温度のムラがなくなるため、
より快適に過ごしやすい寝室になる点も、
サーキュレーターを併用するメリットです。
また、サーキュレーターで
効率的に室内の温度を下げられれば、
結果として電気代の節約にもつながります。

05 | 寝室を快適な空間に! リズムのサーキュレーター「Silky Wind Circulator」
寝室を眠りやすい環境に整えたい方には、
リズムのサーキュレーター
「Silky Wind Circulator」
がおすすめです。
ハンディファンの技術を応用した
2重反転ファンを搭載することで、
コンパクトながら大風量を実現しています。
ベッドや布団で
スペースが限られやすい寝室でも、
設置することが可能です。
また、6段落の風力調整機能や、
3段階の自動首振り機能、
手動による上下210度の角度調整機能
などを搭載。
エアコンとの併用や部屋干しなど、
さまざまな用途で活用することができます。
風を取り入れるグリルは
1方向スリットのデザインを採用することで、
ブラシを左右に滑らせるだけで
ほこりを落とせるなど、
日々のお手入れが簡単に済む点も特徴です。

06 | 暑い夏の夜の寝苦しさは快眠テクで解消しよう
寝苦しい夜は、エアコンやサーキュレーターを
使って寝室の環境を整えることが大切です。
接触冷感の寝具を取り入れたり、
吸汗性に優れたパジャマを用意したり
するのも良いでしょう。
また、眠気は深部体温など、
人体の働きによってもたらされるものです。
寝る前の行動も、意識的に
見直すことをおすすめします。
ご紹介したコツを参考に、熱帯夜の寝苦しさを
解消して、しっかり疲れを癒やしましょう。

更新 2025.4.11