vol.04 | 加湿器の選び方 | Column | リズム製品情報

Column コラム

どれを選ぶのが正解?
加湿器の正しい選び方

気温が低い冬は、
湿度も下がって空気が乾燥します。
室内の湿度を上げて乾燥を和らげるために、
加湿器を活用したい
と考えている方は多いでしょう。

加湿器にはさまざまな商品が販売されていて、
それぞれ性能が異なるため、
お部屋の広さや使い勝手の良さなどを
踏まえて選ぶことが大切です。

ここでは、加湿器の選び方のポイントや、
使用時の注意点などをご紹介します。

contents

  1. 01加湿器を使うメリットは?
  2. 02加湿器の選び方のポイント
    1. 加湿する方式
    2. 加湿能力はお部屋の広さに合わせよう
    3. タンク容量や給水のしやすさ
    4. 省エネで使えるか
    5. お手入れのしやすさ
    6. 便利な機能の有無
    7. デザイン性もポイント
  3. 03使いやすいMIST 350がおすすめ
  4. 04加湿器の使い方の注意点
  5. 05お部屋に最適な加湿器で快適に過ごそう

01 | 加湿器を使うメリットは?

湿度が低くなって空気が乾燥すると、
のどや鼻の粘膜も乾燥します。
体にウイルスや細菌が侵入するのを防ぐ
粘膜の機能が落ち、インフルエンザや風邪などに
かかりやすくなるのです。
厚生労働省も、空間の湿度を
適切な数値(50~60%)に保つことは、
インフルエンザ対策として有効だと
しています。※

また、人が快適に過ごすためには、
湿度を40~60%に保ち続ける必要がある
とされています。
肌トラブルを防いだり、温かく快適な空間を
保ったりすることにつながる点もメリットです。
空気が乾燥しがちな季節でも、
加湿器を上手に活用すれば、
お部屋を快適に過ごしやすい
空間にすることができます。

※出典:厚生労働省「インフルエンザQ&A」より

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html

02 | 加湿器の選び方のポイント

加湿器は、
商品ごとに加湿の方法や性能が異なります。
それぞれの特徴を踏まえて、
用途に適した商品を選ぶことが大切です。
加湿器の選び方で
押さえておきたいポイントとしては、
次の点が挙げられます。

加湿する方式

加湿器は、加湿の方法から
「気化式」「スチーム式」
「超音波式」「ハイブリッド式」
の4種類に大きく分けることができます。
それぞれ特徴が異なり、飽和水蒸気量
(空気が含むことができる水蒸気の量)
の影響で加湿スピードが変わることもあるため、
違いを知っておきましょう。

【気化式の特徴】
水を含んだフィルターに風を当てて
加湿する方式です。
熱を使わないので電気代を抑えられますが
加湿に時間がかかりやすく、
運転音が大きくなりやすい傾向にあります。
また、フィルターに雑菌やカビが
発生する恐れがあるので、
定期的なメンテナンスも欠かせません。

【スチーム式】
タンク内の水を加熱し、
蒸気にすることで加湿する方式です。
加湿力に優れていて、
水を煮沸するので清潔さを保つこともできます。
ただし、熱を使うため、
気化式や超音波式に比べて消費電力は高くなります。
吹き出し口付近が熱くなるため、
やけどにも注意が必要です。

【超音波式】
超音波の力で水を振動させ、
霧状(ミスト)にしたものを噴射して
加湿する方式です。
静音性や消費電力の少なさに優れています。
また、飽和水蒸気量による影響を受けにくく、
素早く加湿を行えるのもメリットです。

【ハイブリッド式】
気化式とスチーム式、超音波式とスチーム式など、
異なる2種類の方法を掛け合わせた加湿器です。
熱を使うため、
気化式や超音波式に比べて
消費電力は大きくなります。

加湿能力はお部屋の広さに合わせよう

加湿の方式と併せて注目したいのが、
「加湿能力がどれくらいあるのか」です。
加湿器の加湿能力は、
お部屋が室温20℃、湿度30%の時に、
1時間あたりでどれくらいの
水蒸気を放出できるかを示す、
「ml/h」という単位で表されます。
数字が大きいほど加湿能力が高く、
広いお部屋でも加湿可能です。

加湿能力に応じて、
加湿できる広さの目安となる「適用床面積」
が決まっているので、
加湿器を置きたいお部屋に合わせて選ぶこと
をおすすめします。
ただし、気密性に優れているお部屋の場合は、
記載されている適用床面積が実際のお部屋より
少し狭くても問題ないことがあります

タンク容量や給水のしやすさ

タンク容量や給水のしやすさも重要です。
水を入れるタンクの容量が大きいほど本体サイズも
大きくなってしまいますが、
1回の給水で長時間使用できるため、
水をこまめに補充する手間を省けます。
ただし、加湿器から出る水蒸気は、
飲み水と同じく体に入るものです。
毎日水を入れ替えたり、
こまめに掃除を行ったりして、
加湿器内を清潔に保つことを心がけましょう。

省エネで使えるか

乾燥している日は、
長時間加湿器を使い続けることも考えられます。
電気代が気になる場合は、
省エネ性能も確認しておくと安心です。
加湿器の消費電力は「W(ワット)」で表され、
数字が小さいほど
電気代がかかりにくくなります。

ヒーターを使わずに加湿を行う気化式や
超音波式の加湿器は、
消費電力が小さい傾向にあるため、
電気代を安く抑えたい場合はおすすめです。

お手入れのしやすさ

加湿器をお手入れしないまま使い続けていると、
内部で雑菌やカビが発生してしまいます。
水蒸気と一緒に菌が放出されて嫌なにおいが
発生するだけでなく、
「加湿器肺」と呼ばれるアレルギー性の肺炎に
つながる恐れもあります。
お手入れがしやすく、清潔に使えるかどうかも
必ず確認しておきましょう

特に、タンクやフィルター、
吹き出し口といった、水や水と空気が混じった霧が
直接触れる部分を洗いやすいタイプが
おすすめです。

便利な機能の有無

加湿器には、便利な機能が
搭載されている場合があります。
消費電力を抑える「省エネモード」や、
センサーで空間の湿度を感知して
自動で設定湿度を保つ機能、
エッセンシャルオイル(精油)を使って加湿と
アロマを同時に楽しめる機能などが例です。

コストを抑えたい、
つけっぱなしにしておきたい、
良い香りも楽しみたいなど、
使い方に応じて付加機能も確認しておくと、
お部屋に適した加湿器を選びやすくなります。

デザイン性もポイント

加湿器はお部屋に置くものなので、
本体のデザインも選び方のポイントのひとつです。
おしゃれなデザインの加湿器なら、
空間の雰囲気を壊すことなく、
インテリアとして使うことができます。

また、デザインに加えて、
加湿器のサイズも確認しておきましょう。
ベッドサイドや机の上に置きたい場合は
コンパクトな卓上タイプが、
広い空間を加湿したい場合は
据え置きタイプの加湿だと便利です。

03 | 使いやすいMIST 350がおすすめ

リズムでは、やわらかな明かりで空間を演出する
超音波式の加湿器「MIST 350」を取り扱っています。
温湿度センサーを搭載しているので、
湿度40~60%の範囲を自動運転で
維持することが可能です。
4段階の運転モードを搭載しているので、
しっかり加湿しながら
消費電力を抑えることもできます。

また、水や湿気が通る4つのパーツは
すべて洗うことができる点も、
MIST 350のメリットです。
雑菌やカビなどの繁殖を抑えながら、
清潔に使い続けることができます。

04 | 加湿器の使い方の注意点

お部屋の広さに適していて、
お手入れのしやすい加湿器を用意しても、
使い方を間違えると
効果が薄れてしまうことがあります。

加湿器を使う際は、
置き場所をよく考えることがポイントです。
例えば、換気扇や開閉する頻度が高い
扉の近くといった、空気が循環しやすい場所に
加湿器を置いても、
高い加湿効果は期待できません。
効率的に加湿を行うには、
お部屋の真ん中に設置するのがポイントです。
センサー付き加湿器の場合は、
誤検知を防ぐために
エアコンの風が直接当たらない場所に
設置することも心がけましょう。

また、雑菌が繁殖しやすいので、加湿器には
ミネラルウォーターを使用できません。
必ず水道水を使うようにしてください。

05 | お部屋に最適な加湿器で快適に過ごそう

加湿器を活用すれば、お部屋を
過ごしやすい湿度に保つことができます。
インフルエンザや風邪の予防といった
体調管理に役立てることも可能です。
ただし、加湿器には複数の種類があり、
それぞれ特徴が異なります。
空間の広さによって適した加湿器は異なるので、
お部屋に合わせて選ぶことが大切です。
リズムのMIST 350を、
快適にくつろげる空間創りにご活用ください。

更新 2024.10.28

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