Column コラム
一人暮らしでも加湿器は必要?
快適に過ごすための加湿器の選び方
室内の加湿を行える加湿器は、
空気が乾燥しがちな冬場に
あると重宝するアイテムです。
用意しておくと便利な反面で、
お部屋のスペースが限られがちな一人暮らしで、
必要性を感じない方も
いらっしゃるかもしれません。
一人暮らしで加湿器は必要ないのでしょうか?
ここでは、加湿器の必要性や一人暮らしのお部屋に
適した加湿器の選び方などをご紹介します。
01 | 一人暮らしで加湿器は必要?
「一人暮らしのお部屋に
加湿器を用意する必要はない」
「お金がかかるから後回しにしている」
という方も多いと思われますが、
加湿器を置くメリットは多くあります。
一人暮らしの方も、
加湿器を用意しておくのがおすすめです。
加湿器を置くメリットとしては、
以下が挙げられます。
風邪予防につながる
インフルエンザウイルスは、
湿度が低く空気が乾燥しているほど
活性化するとされています。
湿度が低いと、のどの粘膜が乾燥して
ウイルスの侵入を防ぐ機能も低下するため、
インフルエンザや風邪にかかりやすい
状況ができあがってしまうのです。
加湿器を使ってお部屋の湿度を
保つようにすれば、
冬場注意したいインフルエンザや風邪を
予防することにつながります。
肌トラブルを防げる
空気が乾燥すると肌や髪の毛から
水分が奪われてしまうため、かゆみや肌荒れ、
切れ毛、枝毛、静電気による傷みといった
さまざまなトラブルにつながる恐れがあります。
インフルエンザや風邪といった
体調不良以外のトラブルを予防するためにも、
加湿器で湿度を保つことは
重要だといえるでしょう。
快適で過ごしやすい空間になる
人が快適に過ごせるのは、
湿度40~60%の空間だとされています。
加湿器があれば、空間の湿度を
一定の数値内に保つことが可能です。
また、空気中に含まれている水分量が同じ場合、
室温が高くなるほど湿度が下がり、
室温が低くなるほど湿度が高くなります。
冬場は、エアコンや電気ストーブといった
暖房器具を使用する機会が増える季節です。
暖房器具を使って
お部屋の温度だけを上げていると、
乾燥が進んでしまうことも考えられます。
暖房と加湿器を併用して、
温度と湿度を上手にコントロールすることで、
快適に過ごしやすい空間を作りやすくなります。
02 | 一人暮らし用の加湿器の選び方
加湿器と一口にいっても、商品ごとに
加湿方法や大きさ、機能などは異なります。
一人暮らしの場合は、どのような加湿器を
選べば良いのでしょうか。
一人暮らしで用意したい加湿器の
選び方のポイントは、以下の通りです。
加湿器の種類を確認する
加湿器は、加湿方法から
「気化式」「スチーム式」
「超音波式」「ハイブリッド式」
の4種類に分けられます。
気化式:水を含んだフィルターに風を当て、
蒸発させることで加湿するタイプ
スチーム式:水を加熱して、
水蒸気を発生させることで加湿するタイプ
超音波式:超音波で水を振動させて、
霧状(ミスト)にした水を
放出することで加湿するタイプ
ハイブリッド式:気化式とスチーム式、
または超音波式とスチーム式を組み合わせて、
それぞれの欠点を補っているタイプ
加湿方法ごとにメリット・デメリットや、
加湿スピードが異なります。
用途や使用する環境に適したものを
選ぶことがポイントです。
より具体的な種類による特徴の違いは、
以下のページも併せてご確認ください。
種類ごとの特徴は?
お部屋の広さに合わせて選ぶ
お部屋の面積に対して加湿器のサイズが
大きすぎると、置ける場所がなかったり、
邪魔になったりすることが考えられます。
お部屋の広さに合わせて、適切なサイズの
加湿器を選ぶことがポイントです。
お部屋のスペースが限られる場合は、
コンパクトな据え置き型がおすすめです。
デスク周りといった特定の範囲を加湿する
用途なら、卓上型の加湿器を選ぶと
スペースを取りません。
また、加湿器は加湿能力に応じて、
どれくらいの空間を加湿できるかを示す
「適用床面積(適用畳数)」が決まっています。
商品詳細欄に記載されているので、
確認しておくと良いでしょう。
ただし、実際の加湿性能や加湿スピードは、
鉄筋・木造といったお部屋の作りや、
空気がその温度で含むことができる
水蒸気の量を示す「飽和水蒸気量」などに
左右されます。
飽和水蒸気量の影響を受けにくく、
素早く空間を加湿できるのは
超音波式とされているので、
忙しい朝にすぐお部屋を加湿したい方は、
参考にしてみてください。
お部屋のデザインに合うかどうか
加湿器のデザイン性もポイントです。
おしゃれなデザインの加湿器なら、
インテリアとして活用することができます。
お部屋の印象やレイアウトにこだわりたい方は、
加湿性能に加えて、
他のインテリアと雰囲気が合うか、
カラーが周囲に馴染むか
なども確認しておきましょう。
加湿器のお手入れ方法
お手入れが簡単で水や水と空気が混じった霧が
触れる部品をしっかり洗えるかどうか、
水を取り換えやすいかどうかも、
確認しておきたいポイントです。
給水タンクや吹き出し口などのメンテナンスや
水の入れ替えを怠ると、
雑菌やカビが繁殖する恐れがあります。
特に、気化式は水を含んだフィルターがあるため、
定期的なメンテナンスが必須です。
加湿器内に繁殖した雑菌やカビを
吸い込んでしまうと 、「加湿器肺」と呼ばれる
肺炎を発症する可能性があります。
スチーム式のように雑菌の繁殖を
抑えやすいタイプもありますが、
いずれの加湿方法だとしても、
こまめにお手入れを行う必要があります。
タンクが洗いやすい構造だったり、
水や湿気が通る部品を取り外したりできる
タイプの加湿器は、お手入れが
行いやすいのでおすすめです。
使用時にかかる電気代もポイント
寒く空気が乾燥している時期は、
加湿器を長時間動かし続けることになります。
電気代がどれくらいかかるかも、
重要なポイントです。
一般的には、ヒーターを使用するスチーム式は
消費電力が大きく、
仕組みがシンプルな超音波式は
消費電力が小さい傾向にあります。
具体的な消費電力は商品によって異なりますが、
長時間加湿器を使ったり、
電気代を節約したりしたい場合は、
超音波式の加湿器を選ぶのがおすすめです。
03 | 一人暮らしのお部屋にはリズムの加湿器がおすすめ
リズムでは、
一人暮らしのお部屋でも使いやすい、
コンパクトでおしゃれな超音波式の加湿器
を取り扱っています。
商品の特徴をご紹介するので、
加湿器選びにお役立てください。
MIST 350
使いやすく、やわらかな明かりで空間を演出する
超音波式の据え置き型加湿器です。
加湿の際はタンク内に雲海のような霧がたまり、
水の粒が浮遊する様子を楽しめます。
湿度40~60%の範囲を
自動運転で維持できる「温湿度センサー」や、
消費電力を抑えやすい4段階の運転モード
などを搭載していて、
機能性に優れている点も特徴です。
また、水や湿気が通る3つのパーツは、
すべて洗うことができます。
各パーツは洗いやすい構造になっていて、
清潔な加湿機能を維持することが可能です。
04 | 一人暮らしでも加湿器を活用しよう
加湿器があれば、
お部屋を快適で過ごしやすい空間にできます。
インフルエンザの予防にも効果的なので、
一人暮らしにこそ加湿器を用意しておく
必要があるといえるでしょう。
ただし、加湿器ごとに性能やデザインは異なり、
加湿能力が足りない、お部屋で浮いてしまう
といったことも考えられます。
用途やお部屋の広さ、インテリアに合わせて
加湿器を選ぶことが重要です。
一人暮らしのお部屋には、お手入れが簡単で
インテリアに馴染みやすい、リズムの加湿器を
活用してみてはいかがでしょうか。
更新 2024.10.28