vol.18 | 加湿器のいやな臭いの原因は? | Column | リズム製品情報
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加湿器のいやな臭いの原因は?
お手入れ方法を知って早めに対処しよう

乾燥対策の一環で、湿度が下がりやすい冬場に
活躍する加湿器。電源を入れたら、
いやな臭いがしたことがある方も
いらっしゃるでしょう。
加湿器のいやな臭いは
不快感を覚えるだけでなく、
健康被害につながる恐れもあるため
注意が必要です。
しかし、具体的にどのように
対処すれば良いのか
わからないかもしれません。
ここでは、加湿器から臭いがする原因や
対処法をご紹介します。

01 | 加湿器のいやな臭いの原因

加湿器のいやな臭いの主な原因は、
繁殖した雑菌やカビです。
加湿器のタンクに水を入れっぱなしにしたり、
継ぎ足しながら使ったりすると、
水が腐って雑菌が繁殖し、臭いが発生します。
また、適度な温度と湿度が
保たれている加湿器内は、
カビが発生しやすい点にも注意が必要です。
加湿器のお手入れを怠っていると、
カビが繁殖して臭いの原因に
なることもあります。

空気清浄機付きの加湿器の場合は、
室内のタバコ臭が原因の場合もあります。
タバコの臭いはフィルターにつきやすいので、
気になる場合はフィルター清掃を
行ってみてください。

02 | 臭いの原因を放置するとどうなる?

前述のとおり、一般的な加湿器の臭いの原因は
雑菌とカビです。雑菌やカビが繁殖した加湿器を
そのまま使い続けると、雑菌やカビが
水蒸気と一緒に放出され、
部屋中に拡散してしまいます。

雑菌やカビの胞子を吸い込んだことが原因で、
アレルギー症状を引き起こす可能性もあります。
健康に悪影響を与えないためにも、
加湿器からいやな臭いがする場合は、
すぐ原因に対処することが大切です。

03 | 加湿器の臭いの取り方

加湿器からいやな臭いがする場合は、
どのように対処すれば良いのでしょうか。
加湿器の臭いの取り方を、2つご紹介します。
ただし、具体的な掃除やお手入れの方法は、
加湿器ごとに異なります。
故障や破損につながる恐れがあるため、
お手入れを行う前に必ず商品の
取扱説明書をご確認ください。

クエン酸で加湿器を掃除する

加湿器の臭いの原因である雑菌やカビは、
定期的に掃除をすることで繁殖を防げます。
加湿器の汚れの主な原因は、
水道水に含まれる成分が結晶化した水垢です。
水垢はアルカリ性の汚れなので、
酸性のクエン酸を使って掃除を行うと、
きれいに落とすことができます。

【加湿器の汚れの落とし方】
1.大きめの容器に水を入れ、クエン酸を溶かす。
分量は水2Lに対してクエン酸大さじ1杯が目安
2.加湿器の取り外して洗えるパーツ
を全て取り外す
3.1で作った水溶液にパーツを入れて、
30分から2時間ほどつける
4.つけ置きが終わったらパーツを取り出し、
水で洗い流す
5.柔らかいタオルや布巾などで優しく水分を拭き取り、
しっかりと乾燥させる

重曹を使うのもおすすめ

加湿器の臭いが気になる場合は、
重曹を使うのがおすすめです。
カビ汚れを落としたり、
消臭したりする効果が期待できます。

【加湿器の臭いの取り方】
1.大きめの容器にぬるま湯と重曹を入れて混ぜる。
分量は水1Lに対して重曹50gが目安
2.加湿器の取り外して洗える
パーツを全て取り外す
3.1で作った水溶液にパーツを入れて、
1時間ほどつけ置きする
4.つけ置きが終わったらパーツを
取り出し、水で洗い流す
5.柔らかいタオルや布巾などで
優しく水分を拭き取り、しっかりと乾燥させる

04 | 加湿器の臭いを防ぐためのポイント

加湿器のいやな臭いを防ぐには、
日頃から正しい使い方を
心がけることが大切です。
以下の点に注意しながら、
加湿器を使うようにしましょう。

水は毎日入れ換える

タンク内に水を入れっぱなしにしておくと、
雑菌やカビが繁殖しやすくなります。
タンク内に水が残っていたとしても、
継ぎ足しして使い続けるのは避けてください。
必ず毎日新しい水に入れ換えることが大切です。

水を入れ換える際は、古い水を一度捨てたら
新しい水をタンクに少量入れ、
振り洗いを行うと良いでしょう。
すぐに加湿器を使わない場合は、
水を入れて放置するのではなく、
洗って乾かしておくことをおすすめします。

また、タンクには水道水を入れることも大切です。
雑菌やカビが繁殖しやすいため、
ミネラルウォーターや浄水器の水、
井戸水などは使用しないでください。

使わない時は乾燥させる

カビは、高温多湿な環境を好む微生物です。
一定の温度や湿度が保たれていて、
ホコリや水垢といった栄養になる汚れがあると、
カビが育ってしまいます。
一定の温度が保たれていて、湿度が高く、
水垢(汚れ)が発生する加湿器内は、
カビにとっては非常に快適な
環境だということです。
使わない時は水を抜いて乾燥させる、
洗って汚れを落とす、気化式の場合は
加湿フィルターの掃除や交換を
行うといった対策も、臭い対策になります。
また、空気の取り込み口が
あるタイプの加湿器は、吸気口フィルターも
掃除を行いましょう。
吸気口フィルターのお手入れを怠ると、
ホコリがたまって雑菌が繁殖したり、
加湿量が落ちたりする恐れがあります。

05 | 洗いやすい加湿器を選ぶのも臭い対策に有効

加湿器の臭いを防ぐには、洗いやすく清潔さを
保ちやすいものを用意することが大切です。
水や、水と空気の混じった霧が通るパーツを
全て洗える加湿器を選ぶと良いでしょう。

リズムのプールレス加湿器は、
本体に水をためるプールがなく、
水や水と空気が混ざった霧が触れる
パーツを全て洗うことができます。
パーツは簡単に取り外せるので、
日々のお手入れも簡単です。
雑菌やカビの繁殖を抑えて、
清潔な状態をキープできます。
加湿方法には、空間の温度や
湿度の影響を受けず、
熱によるやけどの心配もない
超音波式を採用しました。
安全に、快適な湿度の環境を
作ることができます。

06 | 臭いがする前にしっかりと加湿器のお手入れを行おう

加湿器のいやな臭いの主な
原因は、雑菌とカビです。
不快感につながるだけでなく、
健康に悪影響を及ぼす可能性もあります。
水は毎日入れ換える、
定期的に掃除を行うなど、日頃から清潔な状態を
保つように心がけましょう。
万が一臭いがする場合はすぐに使用を中止して、
お手入れを行ってください。

加湿器のいやな臭いを防ぎたい場合は、
簡単にお手入れできる加湿器を
用意するのもおすすめです。
お手入れが簡単なリズムの加湿器を、
お部屋の快適な空間作りにお役立てください。

更新 2024.9.13

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