アロマ加湿器は、空間を加湿しながら
香りを楽しめるアイテムです。お気に入りの
エッセンシャルオイル（精油）を使えば、
お部屋の湿度を保ちながら、好みの香りで
くつろげる空間を作ることができます。
リラックスしたり、気分転換したり
したいに時に、活用してみては
いかがでしょうか。

また、アロマ加湿器の中には、
デザイン性に優れていて
おしゃれなタイプも多くあります。
お部屋のインテリアとして活用しやすい点も、
アロマ加湿器の魅力といえるでしょう。

ただし、アロマ加湿器はあくまでも
加湿するのがメインのアイテムです。
アロマを楽しむ用途に特化した
アロマディフューザーに比べると、
香りの拡散力は弱い傾向にあります。
香りだけを楽しみたい場合は、
アロマ加湿器ではなく、アロマディフューザーを
用意するのがおすすめです。

アロマ加湿器は、使用する空間の広さや
雰囲気、目的に適したものを
選ぶことが大切です。
アロマ加湿器の選び方のポイントを、
3つご紹介します。

加湿方法は超音波式がおすすめ

加湿器は、加湿方法から
「気化式」「スチーム式」
「超音波式」「ハイブリッド式」
の4種類に大きく分けることができます。
それぞれの簡単な特徴は、以下のとおりです。

・気化式：水を含んだフィルターに
風を当て、拡散させることで加湿するタイプ
・スチーム式：水を加熱して、
蒸気を発生させて加湿するタイプ
・超音波式：超音波の力で霧状（ミスト）
にした水を噴射し、加湿するタイプ
・ハイブリッド式：気化式とスチーム式、
超音波式とスチーム式など、
複数の加湿方法を組み合わせたタイプ

アロマ対応の加湿器は、
超音波式のものが多いです。
基本的には、超音波式のものから
選ぶことをおすすめします。
超音波式はスチーム式と異なり熱を
加えないので、加湿器本体や水蒸気が
熱くなりません。
やけどの恐れがないので、
子どもやペットがいるお部屋でも
安心して使えます。
飽和水蒸気量
（空気が含むことができる水蒸気の量）
に加湿能力が左右されず、空間を
しっかりと加湿できる点も魅力です。

タンク容量と加湿時間もチェック

加湿できる量や給水の手間に関わる、
タンク容量も確認しておきましょう。
タンク容量が大きいほど、
1度に加湿できる時間が長くなり、
給水の手間も省けます。

ただし、タンク容量が大きい商品ほど、
本体のサイズが大きくなりやすいです。
お部屋の広さによっては
タンク内の水を使い切れず、
雑菌やカビの発生につながる可能性もあります。
稼働時間に応じて、必要なタンク容量を
備えた加湿器を選ぶことがポイントです。

お手入れのしやすさも重要

加湿器のお手入れを怠ると、
内部で雑菌やカビが発生してしまいます。
水蒸気と一緒に雑菌やカビが放出されると、
いやな臭いがするだけでなく、
「加湿器肺」と呼ばれるアレルギー性の肺炎に
つながる恐れもあり危険です。

衛生的に使うために、お手入れが
しやすい加湿器を選ぶこともポイントです。
タンクやフィルター、吹き出し口など、
水や水と空気が混じった霧が触れる部分を、
しっかり洗うことができるかどうか
確認しておきましょう。

アロマ加湿器の基本的な使い方は、
一般的な加湿器と同じです。
アロマ機能を使って香りを楽しみたい場合は、
アロマトレーと呼ばれるパーツに
エッセンシャルオイルを入れるか、
タンク内にオイルを垂らして使用します。
タンク内にオイルを垂らすタイプの
アロマ加湿器は、
水溶性のエッセンシャルオイルを
用意する必要があるので注意が必要です。

また、合成香料が含まれた
アロマオイル（フレグランスオイル）や
香水など、エッセンシャルオイル以外の香料は、
基本的には使うことができません。
使い方を間違えると故障したり、
雑菌やカビが繁殖したりする原因になるため、
正しく使うことを心がけましょう。

アロマ加湿器ごとに細かな使い方は異なるので、
詳細は事前に取扱説明書で
確認しておくことをおすすめします。

おしゃれなアロマ加湿器を探している方は、
シンプルでインテリアを邪魔しない
デザインが特徴の、リズムの「コンパクト加湿器」
を用意してみてはいかがでしょうか。
本体下側にあるアロマポケットに、
市販のエッセンシャルオイルを数滴垂らせば、
空間を加湿しながら
エッセンシャルオイルの香りを
広げることができます。
卓上に置けるコンパクトなサイズながら、
約8時間加湿が行える大容量のタンクを
搭載していて、給水の手間もかかりません。

また、水や水と空気が混じった霧が当たる部分は
簡単に取り外せるので、気軽に丸洗いできます。
抗菌剤入りのカートリッジも搭載しているので、
清潔な状態をキープしやすい点も魅力です。