寝室にも加湿器は必要?
寝室用加湿器の選び方と使い方のポイント
室内の温度を手軽に調整できて便利な加湿器。
寒い時期になると朝起きた時に喉が痛い、
肌が乾燥しているといった不調が気になる場合は、
寝室に加湿器を置くことをおすすめします。
ただし、寝室に置く加湿器の選び方や
使い方を間違えると、カビの発生につながる
恐れもあるため注意が必要です。
ここでは、寝室に加湿器を置く効果や、
寝室に適した加湿器の選び方、
注意したい使い方のポイントなどについて
ご紹介します。
01 | 寝室に加湿器は必要?
朝起きた時に喉が痛い、鼻がムズムズする、
肌が突っ張るといった感覚を覚える場合は、
寝室の空気が乾燥している可能性があります。
寝ている間に体から水分は奪われ続けるため、
肌や髪の乾燥が気になるという人は、
加湿器で適切な湿度を保つことが大切です。
空気の乾燥によって、
ウイルスの活動が活発になったり、
体のバリア機能が低下したりして、
風邪を引きやすくなる点も見逃せません。
加湿器を使うことは、
風邪の予防にもつながります。
また、人が快適に過ごしやすい環境は
湿度40~60%ほどとされています。
お部屋の湿度を保って
快適に過ごせる空間を作ることで、
快眠効果を見込める点もメリットです。
02 | 寝室に適した加湿器の選び方
加湿器は、設置場所に適した性能を備えた商品を
選ぶことが大切です。
寝室に加湿器を設置したい場合は、
選び方のポイントを押さえておきましょう。
・静音性に優れているタイプを選ぼう
加湿器の駆動音が大きいと、音が気になって
眠れなくなることも考えられます。
寝室に設置する加湿器は、
静音性に優れているものを選ぶことが大切です。
加湿器は、加湿方法から
「気化式」「スチーム式」
「超音波式」「ハイブリッド式」
の4種類に分けられます。
それぞれの簡単な特徴は、以下のとおりです。
【気化式】
水を含んだフィルターに、
ファンの風を当てて加湿を行う。
【スチーム式】
水を沸騰させ、
発生した蒸気を放出することで加湿を行う。
【超音波式】
超音波で霧状(ミスト)にした水を
放出して加湿を行う。
【ハイブリッド式】
気化式とスチーム式、超音波式とスチーム式など、
2つの方法を組み合わせて加湿を行う。
ファンやモーターの運転音が発生する
気化式・スチーム式の場合は、音が気になって
眠りを妨げられる可能性があります。
特に、
熱い蒸気を放出して本体も熱くなるスチーム式は、
やけどにつながる恐れも捨てきれません。
静音性を重視する場合は、
超音波式の加湿器を使用するのがおすすめです。
・お部屋の広さに合っているかどうかも大切
加湿器は、商品ごとに
「どれくらいの空間での使用に適しているか」
が決まっています。
お部屋の広さに対して
加湿能力が低いと
十分に加湿できず、
加湿能力が高すぎると
結露の発生につながる恐れがあるため
注意が必要です。
寝室が大きい場合は
加湿能力が高い加湿器を選ぶ、
部分的に加湿したい場合は
コンパクトな卓上加湿器を選ぶなど、
お部屋の広さに適した加湿器を
選ぶようにしましょう。
・タイマー機能があると便利
タイマー機能の有無も確認しておきましょう。
タイマー機能を搭載した加湿器なら、
寝ている間に自動で原電が切れるので、
加湿し過ぎを防ぐことができます。
寝る直前に電源を入れたり、寝ている間も
しばらく加湿を行ったりしたい場合は、
タイマー機能を搭載した加湿器を選ぶのが
おすすめです。
・香りを楽しめるアロマ対応タイプもおすすめ
寝室をよりリラックスできる空間にしたい場合は、
アロマ機能を搭載した加湿器を
選ぶのも良いでしょう。
アロマポケットにエッセンシャルオイル(精油)を
入れることで、お気に入りの香りを楽しみながら
お部屋を加湿できます。
エッセンシャルオイルの香りで
リラックスすることで、
快眠効果が期待できる点もメリットです。
03 | 寝室で加湿器を使う時のポイント
寝室に加湿器を設置する際は、
選び方だけでなく使い方にも
注意する必要があります。
寝室での正しい加湿器の使い方のポイントは、
以下のとおりです。
・就寝時は加湿器の電源を切る
寝ている間も加湿器をつけっぱなしにして、
お部屋を必要以上に加湿し過ぎると、
結露が発生したり、カビが生えたりする
原因になります。
就寝中は、加湿器の電源を切るようにしましょう。
タイマー機能で
就寝後すぐに電源が落ちるように設定する、
眠る数時間前に電源を入れておき、
布団に入る時に電源を落とすなどの
対策を行うのがおすすめです。
また、起きてすぐに窓を開けて換気を行うのも、
湿度の上がり過ぎを防ぐことにつながります。
・寝具や顔から離して設置する
加湿器はお部屋の湿度を上げるための機器で、
肌を保湿する機器ではありません。
加湿器から出た水蒸気を肌に当てると、
水滴が蒸発する際に水分が奪われ、
肌の乾燥が進んでしまう可能性があります。
放出された水蒸気が、
顔に直接当たらない位置に設置することも
重要です。
また、寝具が濡れて
カビが発生することも考えられます。
枕元など、寝具の近くに設置するのも
避けた方が良いでしょう。
結露につながりやすい窓の近くも避け、
できるだけお部屋の中央や、
エアコンの吸入口近くに
設置することをおすすめします。
04 | 寝室でも使いやすいリズムのプールレス超音波加湿器
リズムでは、静音性に優れていて
寝室での使用に適した
超音波式の加湿器を取り扱っています。
超音波式の加湿器は、
飽和水蒸気量
(空気がその温度で含むことができる水蒸気量)の
影響を受けにくく、加湿スピードに優れている点も
魅力です。
温湿度センサー付きで、
湿度40~60%の範囲を
自動運転で維持できます。
水や水と空気が混じった霧が触れる
パーツは全て洗うことができるので、
清潔な状態を保てます。
また、1・4・8時間の3段階の
切タイマー機能を搭載しているので、
就寝中に使いやすい点も魅力です。
05 | 加湿器で寝室をリラックスできるくつろぎの空間に
加湿器を寝室に設置してお部屋の湿度を保てば、
起きた時の喉の痛みや肌の乾燥などを防ぐ効果が
期待できます。
ただし、加湿器の種類や使い方次第では、
運転音が気になって眠れなくなったり、
加湿し過ぎでお部屋にカビが生えたりする
恐れがあるため注意しなければいけません。
寝室に適した加湿器を選び、
正しく使うことが大切です。
寝室に加湿器を置きたい方は、
静音性やお手入れのしやすさが魅力の、
リズムの加湿器を活用してみては
いかがでしょうか。
更新 2024.9.13