加湿器は、加湿する方法からスチーム式、
気化式、超音波式の3種類に分けられ、
仕組みごとに音が発生する理由も異なります。
それぞれの音が出る原因や、
音の大きさの目安などは、以下のとおりです。

スチーム式

タンク内の水を沸騰させることで生み出した
蒸気によって加湿を行うのがスチーム式です。
お湯を沸かすため、電源を入れると
ボコボコという音が発生します。
沸騰後は静かになりますが、
加湿器の中でも運転音は大きいため、
静かな加湿器を探している方には
向きません。熱い蒸気が出てきたり、
中の水が熱くなったりすることから、
やけどにも注意が必要です。
水を沸騰させ続ける構造なので
電気代が高くなりやすく、
ランニングコストもかかります。

ただし、水を沸騰させるという仕組み上、
の繁殖を抑えやすく清潔に使いやすい点は
メリットです。

気化式（ファン式）

水を吸わせたフィルターに、
大きなファンで起こした風を当てることで
加湿を行うタイプです。
運転中はファンの送風音が聞こえます。
スチーム式の加湿器に比べると
運転音は小さい傾向にありますが、
モデルによっては送風音が気になったり、
水が減る時にボコっという音が
聞こえたりする可能性もあります。
音が気になる方は、できるだけ運転音の静かな
モデルを購入するのがおすすめです。

また、フィルターに温風を当てて加湿を行う
ハイブリッド式の加湿器も、
機種によってはファンの運転音が
気になる可能性があります。

超音波式

超音波の力でミスト化した水を拡散させることで
加湿を行うのが超音波式です。
水を沸騰させたり、大きなファンを回したりする
必要がないので、スチーム式や気化式よりも
音は発生しにくい傾向にあります。
水が減る時のボコっという音や、
加湿器内で霧から戻った水が滴る音が
聞こえる場合もありますが、
加湿器の中では最も静音性に優れているのが
特徴です。

加湿器から発生する音の原因の多くは、
お湯が沸騰する音やファンの音など、
加湿を行う時に発生するものです。
仕組み上、音を完全になくすことは
できませんが、簡単な方法で軽減できる可能性は
あります。
加湿器の音がうるさい時の対処法を
いくつかご紹介するので、気になる方は
試してみてはいかがでしょうか。

設置場所を変える

音は、発生源が近くにあるほど
大きく聞こえて気になりやすいものです。
加湿器の置き場所を自分がいる場所から
遠ざければ、音も気になりにくくなります。
とはいえ、加湿器の設置場所によっては、
性能が落ちてしまうことも考えられます。
加湿能力を下げずに、運転音に配慮できる場所を
探すことが大切です。

マットを敷く

加湿器が運転する時に発生する振動が、
騒音の原因になっている可能性もあります。
振動音が気になる時は、加湿器の下に
防振マットや厚手のタオルのような緩衝材を
置いてみるのも有効です。

ただし、加湿器の中には底部から
空気を取り入れて運転するタイプもあります。
取扱説明書を確認のうえ、
マットを敷くかどうかを検討しましょう。

加湿器の状態を確認する

加湿器の故障や汚れも、
加湿器の運転音がうるさくなる原因です。
いつもと違う音がするなどの故障が
疑われる時は、すぐに
修理か買い替えを行いましょう。
壊れた加湿器を使い続けると、
騒音以外のトラブルにつながりかねません。

吹き出し口やファン、フィルターなどに
汚れがたまっている時は、汚れを落とすことで
音が小さくなる可能性があります。
定期的に掃除を行い、
きれいな状態を保つことも大切です。

運転音が静かな加湿器をお探しの方は、
リズムの加湿器を用意するのがおすすめです。
運転音が静かな超音波式なので、
寝室や書斎など、音が気になりやすいお部屋でも
快適に使うことができます。
ここからは、リズムの超音波式加湿器の
特徴をご紹介します。
快適な空間作りに、ぜひご活用ください。

MIST 350

洗いやすく、新鮮できれいな水で
空間を加湿できる加湿器です。
水や水と空気が混ざった霧が触れる
パーツは、全て洗うことができます。
スチーム式に比べて雑菌やカビが
繁殖しやすいとされる超音波式ながら、
清潔さを保ちやすいのが魅力です。

MIST Mini

シンプルでインテリアを邪魔しない
デザインが魅力の、コンパクトな加湿器です。
卓上に置ける小型サイズながら、
最大約8時間の加湿が行える大容量の
タンクを搭載しています。
水を頻繁に変える必要がないため便利です。
タンクは簡単に取り外しできるので、
お手入れや給水の手間もかかりません。

また、
抗菌剤入りのカートリッジを搭載しており、
清潔さを保ちながら加湿できます。
本体下部のアロマポケットに市販の
エッセンシャルオイル（精油）を入れれば、
加湿と同時に香りを楽しむことも可能です。

加湿器は、加湿の仕組みによって
音が発生する原因が変わります。
いずれの種類も音を完全になくすのは
難しいですが、水を沸騰させるスチーム式や、
大きなファンで水分を含んだ
空気を送る気化式は、
運転音が気になりやすいため注意が必要です。
寝室や書斎など、静かな環境で
加湿器を使いたい時は、静音性に優れた
超音波式の加湿器を用意してみては
いかがでしょうか。

ただし、超音波式の加湿器は スチーム式に比べると 雑菌やカビが繁殖しやすく、 清潔さを保ちにくいというデメリットが あります。 静音性だけでなく清潔さにも優れた 加湿器をお探しの方は、 水や霧が触れる部分を簡単に洗うことができ、 清潔さを保ちやすいリズムの超音波式加湿器を ぜひご利用ください。