vol.19 | 加湿器の正しい使い方を知って効果を感じよう | Column | リズム製品情報
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もしかすると逆効果?
加湿器の正しい使い方を知って効果を感じよう

健康や美容を目的に、加湿器を使用している
という方もいらっしゃるでしょう。
空気が乾燥しがちな季節に大活躍する一方で、
正しく使わないと
十分に加湿ができないどころか、
健康を害する恐れもあります。
お部屋の乾燥を防ぐには、
加湿器の正しい使い方を
知っておくことが大切です。
ここでは、加湿器を使用する前に
覚えておきたい、正しい使い方のポイントを
ご紹介します。

contents

  1. 01加湿器を使うことで期待できる効果
  2. 02加湿器の効果を発揮するために確認したい「適用床面積」
  3. 03加湿器の正しい使い方
    1. 水道水を使う
    2. 定期的にお手入れする
    3. 設置場所はお部屋の真ん中が基本
    4. 床から離して置く
    5. 加湿器から出る蒸気に当たらない
    6. 加湿のし過ぎにも注意
  4. 04手軽に使えるリズムのプールレス超音波式加湿器
  5. 05正しい方法で使って加湿器の性能を生かそう

01 | 加湿器を使うことで期待できる効果

湿度が下がり空気が乾燥すると、
ウイルスや花粉などが飛散しやすくなります。
喉や鼻の粘膜も乾燥が進み、
ウイルスなどの異物を除去する動きが
鈍くなるため、風邪やインフルエンザに
かかりやすくなるのです。

加湿器を使用してお部屋の湿度を
適切な状態に保てば、
風邪やインフルエンザを
予防することができます。
風邪やインフルエンザだけでなく、
肌トラブルや髪の毛のパサつき、
静電気の発生などを予防することも可能です。

また、湿度は体感温度と関係があり、
湿度が高い方が暖かさを感じやすくなります。
エアコンの設定温度を下げたり上げたりする
必要がなくなり、
省エネ効果が期待できる点もメリットです。

02 | 加湿器の効果を発揮するために確認したい「適用床面積」

加湿器の効果を高めるには、お部屋の広さに
適した加湿器を選ぶことが大切です。
購入する際は、
加湿器の加湿能力を事前に確認しておきましょう。
例えば、お部屋の広さに対して加湿能力が低いと
十分に加湿できず、加湿能力が過剰だと
結露やカビの発生につながる恐れがあります。

加湿器の商品詳細には、
どれくらいのお部屋に適しているかを示す
「適用床面積(適用畳数)」が記載されています。
使用する空間に適した性能の加湿器を
選ぶのがポイントです。

03 | 加湿器の正しい使い方

加湿器はさまざまな効果が期待できる反面、
使い方を間違えると結露やカビの発生、
健康被害といった悪影響を及ぼす恐れがあります。
効果を得るには、正しい方法で使うことも大切です。
加湿器の効果を高めるために注意したい、
使い方のポイントをご紹介します。

水道水を使う

加湿器にミネラルウォーターや井戸水、
アロマオイルなどを入れると、
故障や雑菌の発生につながる恐れがあります。
取扱説明書に特別な記載がある場合を除いて、
水道水以外のものを入れるのは避けてください。

定期的にお手入れする

日本の水道水は消毒済みの状態で提供されて
いますが、加湿器のタンク内に水を
入れっぱなしにしていると、
雑菌が繁殖してしまいます。
タンク内の水に雑菌が混じっている場合、
水蒸気と一緒にお部屋に雑菌が放出して、
健康被害につながる恐れがあります。

タンク内の水は毎日入れ換える、
水や水と空気が混じった水蒸気が当たるパーツは
定期的に洗うなど、こまめに手入れを行うことも
重要です。

設置場所はお部屋の真ん中が基本

外の気温が低い冬場は、外気の影響を受けやすい
窓や壁の近くは室温が低く、
壁から離れたお部屋の真ん中は
室温が高くなりやすいです。
外気の影響を受けにくく、空間全体を効率的に
加湿できるお部屋の真ん中近くに
加湿器を置くことも心がけましょう。

窓際や壁際の温度が低い空気は、飽和水蒸気量
(空気がその温度で含むことができる水蒸気の量)
が低いです。
加湿器を使うことで結露が発生したり、
カビが生えたりする恐れがあります。

床から離して置く

水蒸気の噴き出し口を、
床から離すこともポイントです。
空気は、暖かいものが上に流れ、床の近くには
冷たいものがたまるという性質を持っています。
気温が低いほど湿度は高く検知されるため、
センサー付きの加湿器の場合、誤検知を起こして
湿度が上がらない可能性があるのです。

また、吹き出した水蒸気が下にたまって、
水濡れや結露につながることも考えられます。
水蒸気の噴き出し口が、床から30cm以上
離れるように設置することがポイントです。

加湿器から出る蒸気に当たらない

加湿器の蒸気を肌に当てても、
保湿効果は期待できません。
反対に、肌の表面に付着した水分が蒸発する
ことで、余計に肌の乾燥が進んでしまう
恐れがあります。

また、熱い蒸気が出るスチーム式の加湿器の場合、
やけどにつながる恐れもあり危険です。
加湿器は、蒸気が肌に直接当たらない位置に
設置することを心がけましょう。

加湿のし過ぎにも注意

人が快適に過ごしやすい湿度は、
40~60%とされています。
湿度が高すぎると結露やカビ、ダニが発生しやすく
なるため、加湿のし過ぎにも注意が必要です。
湿度センサーが付いている加湿器や
湿度計を活用して、お部屋の湿度を適切な数値に
保ちましょう。

また、就寝中にエアコンなどの暖房器具を
使用しない場合は、加湿器の電源を切っておく
こともポイントです。
暖房器具の電源を切ると、時間が経つにつれて
お部屋の温度は下がっていきます。
温度の低下と同時に空気が含める水蒸気の量も
減っていくため、
加湿器を付けっぱなしにしていると、
結露やカビの発生につながる恐れがあるのです。

寝ている間も加湿器を活用したい場合は、
タイマー機能や湿度の自動調節機能を備えていて、
加湿し過ぎを防げる商品の用意をおすすめします。

04 | 手軽に使えるリズムのプールレス超音波式加湿器

加湿器は、加湿方法から「気化式」「スチーム式」
「超音波式」「ハイブリッド式」の
4種類に分けられます。
リズムのプールレス超音波加湿器は、
加湿能力が安定していてやけどの心配もない、
超音波式を採用しました。

スチーム式に比べて雑菌が繁殖しやすい
超音波式ですが、
リズムのプールレス超音波加湿器は、
水や水と空気が混ざった霧が触れるパーツを、
全て洗うことができます。
各パーツが洗いやすい構造になっているので、
清潔さを保ちながら使うことが可能です。

また、温湿度センサーによる自動運転機能や
タイマー機能を搭載していて、適切な湿度を
維持することができる点もメリットです。
就寝時の空気の乾燥が気になる際にも
手軽に使用できます。

05 | 正しい方法で使って加湿器の性能を生かそう

お部屋の湿度を上げることができる加湿器は、
空気が乾燥しがちな冬に
大活躍するアイテムのひとつです。
加湿器を使用することで、肌の乾燥を防いだり、
風邪を予防したりする効果が期待できます。
ただし、使い方を間違えると性能を生かすことが
できないだけでなく、
健康被害につながる可能性も捨てきれません。
ご紹介したポイントを参考に、
正しく使うことを心がけましょう。

更新 2024.9.13

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