vol.05 | 種類ごとの特徴は? | Column | リズム製品情報

Column コラム

加湿器の種類ごとの特徴は?
それぞれのメリット・デメリットをご紹介

空気が乾燥している冬場は、
のどの不快感や肌荒れといった
トラブルを起こしやすい季節です。
湿度が低いと
インフルエンザウイルスも流行するため、
快適で健康に過ごせる環境を整えるには、
加湿器を使って湿度を保つのがおすすめです。

しかし、加湿器は商品によって
加湿方法や使い方、特徴が大きく異なります。
有効活用するためには、
それぞれのメリット・デメリットを
知っておくことが重要です。

ここでは、加湿器の種類とそれぞれの特徴、
加湿器選びのポイントなどをご紹介するので、
ぜひ参考にしてみてください。

01 | 加湿器の加湿方法は4種類

加湿器の加湿方法は、
「気化式」「スチーム式」
「超音波式」「ハイブリッド式」の4種類です。
それぞれの特徴を押さえておけば、自分の用途に
適した加湿器を選びやすくなります。
種類ごとのメリット・デメリットは、
以下の通りです。

気化式

水を含んだフィルターに風を当てて、
水を気化させることで加湿するタイプが気化式です。
ヒーターを使った水の加熱を行わないため、
消費電力を抑えることができます。
吹き出し口や本体が熱くなることはなく、
小さな子どもやペットがいる環境で
安心して使える点もメリットです。

一方で、気化式の加湿器は、
お部屋を加湿するのに時間がかかりやすいです。
商品によってはファンの運転音が気になったり、
温度が低い水蒸気で加湿を行うことで
お部屋が冷えたりすることも考えられます。
また、水を加熱せずに
そのままタンク内にためておくので、
雑菌やカビが
繁殖しやすい点にも注意が必要です。
清潔に使うためには、
こまめなお手入れが欠かせません。

スチーム式

タンクに入れた水をヒーターで加熱して、
煮沸時に発生する水蒸気で
加湿するタイプがスチーム式です。
加熱式と呼ばれることもあります。
加湿性能に優れていて、
短時間で加湿を行えるのが特徴です。
水を加熱することから、
雑菌やカビの繁殖も抑えられます。

ただし、ヒーターを使う分
消費電力が大きめで電気代はかかりやすく、
お湯を沸かす音が気になることがある点に
注意が必要です。
吹き出し口から熱した熱い水蒸気が出る、
本体が熱くなりやすいなど、
やけどにつながる可能性もあります。

超音波式

水を振動させて
霧状(ミスト)にしたものを噴射することで、
加湿を行うタイプが超音波式です。
エッセンシャルオイル(精油)をセットして
アロマを同時に楽しめる、
デザイン性に優れているなど、
インテリアとして活用できる商品も
多く販売されています。
気化式と同様にヒーターを使わないため、
電気代を抑えやすく、
静音性に優れている点がメリットですが、
清潔に使うために
こまめなお手入れが欠かせません

また、粒が大きい水蒸気を発生させるため
近くの家具が濡れる場合がある、
センサーが付いていないと加湿し過ぎにつながり、
結露が発生しやすい
などのデメリットもあります。

ハイブリッド式

異なる2種類の方式を掛け合わせたタイプ
がハイブリッド式です。
気化式にヒーターを合わせたものと、
超音波式にヒーターを合わせたものに
大きく分けることができます。

【気化式にヒーターを合わせたもの】
水を含んだフィルターに温風を当てることで
加湿を行うタイプです。
水蒸気の温度は低いため、
安全に使うことができます。
機種によっては、
状況に応じて温風と冷風を
使い分ける機能を搭載して、
消費電力を減らしている場合もあります。
スチーム式に比べると
雑菌やカビは繁殖しやすいので、
こまめなお手入れを行うことが大切です。

【超音波式にヒーターを合わせたもの】
ヒーターで温めた水を、超音波によって
霧状にすることで加湿を行います。
通常の超音波式よりも、
短時間で加湿できる点がメリットです。

いずれの方式も、
ヒーターを使うため電気代がかかりやすく、
全体的に本体価格も高い傾向にある点は
デメリットといえます。

02 | 加湿器選びのポイント

加湿器を購入する際は、
商品の加湿方法に加えて、
どれくらいの広さの空間を加湿できるか、
お手入れがしやすく清潔に使えるか、
付加機能があり便利に使えるか、
などを確認しておきましょう。

特に、お手入れのしやすさは
購入時の重要なポイントのひとつです。
お手入れをしないまま加湿器を使い続けると、
内部で雑菌やカビが繁殖して
嫌なにおいがしたり、
「加湿器肺」と呼ばれるアレルギー性の肺炎を
引き起こしたりする恐れがあります。
水や水と空気が混じった
霧の触れる部分が洗いやすく、
清潔に使い続けられる加湿器を
選ぶのがおすすめです。
また、お部屋をすぐに加湿したい方は、
加湿スピードにも注目することが大切です。
加湿スピードは扉や窓の開け閉め、
住宅の作りなどに加えて、
飽和水蒸気量
(空気が含むことができる水蒸気の量)
の影響も受けます。
時間をかけずに加湿したい方は、
飽和水蒸気量の影響を受けにくく
加湿スピードが速い、
超音波式の加湿器を選ぶと良いでしょう。

加湿器の選び方のポイントは、
以下のページでも詳しく解説しているので、
併せてご確認ください。

加湿器の選び方

03 | 加湿器はリズムの超音波式加湿器がおすすめ!

リズムでは、やわらかな明かりで空間を演出する
超音波式の加湿器「MIST 350」
を取り扱っています。
温湿度センサーを搭載しているので、
人が快適に過ごしやすいとされている
湿度40~60%の範囲を、
自動運転で維持することが可能です。

また、水や湿気が通る3つのパーツを、
すべて洗うことができる点もメリットです。
各パーツが洗いやすい構造になっているので、
雑菌やカビなどの繁殖を抑えて、
清潔に使うことができます。

04 | リズムの超音波式加湿器でお部屋を快適な空間に

加湿器は、湿度が下がり乾燥しがちな季節に
役立つアイテムのひとつです。
加湿器を活用すれば、簡単にお部屋の湿度を
過ごしやすいとされる数値に
保つことができます。
ただし、加湿器は加湿方法によって
4つの種類に分けられ、
それぞれ特徴が異なります。場合によっては
加湿スピードに差が出るため、
空間の広さや用途に適した商品を
選ぶことが大切です。

リズムでは、加湿スピードに優れるうえに、
水や湿気が通る部分を洗えて
清潔に使いやすい超音波式清浄機を
取り扱っています。
快適にくつろげる空間創りに、
リズムの加湿器をぜひご活用ください。

更新 2024.10.28

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