Column コラム
インフルエンザの潜伏期間はどれくらい?
感染を防ぐ6つのポイント
毎年、秋から冬にかけて猛威を振るう
インフルエンザ。
高熱や関節痛といった症状が見られる他、
人によっては重症化して命に関わる恐れもある
危険な病気です。
インフルエンザが流行している期間は、
発症を防いだり、他人にうつさないように
配慮したりする必要があります。
インフルエンザの発症を防ぐには、
潜伏期間や感染経路を知り、
正しい方法で予防することが大切です。
ここでは、
インフルエンザの症状や潜伏期間といった
基礎知識に加えて、簡単に行える予防方法を
ご紹介します。
01 | インフルエンザとは?風邪とは何が違う?
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに
感染することで引き起こされる
感染症の一種です。
日本国内では、例年12~3月頃に流行します。
人に感染するインフルエンザウイルスは
A型・B型・C型の3種類に大きく
分けられますが、季節性インフルエンザとして
流行するのは主にA型とB型です。
インフルエンザにかかると、
喉の痛みや鼻水、38℃以上の高熱、
頭痛に加えて、関節痛、筋肉痛といった
全身症状も見られます。
高齢者や免疫力が低下している方は、
重症化することもある危険な病気です。
喉の痛みや鼻水、咳など、インフルエンザと似た
症状を引き起こす代表的な病気に
「風邪」があります。
風邪は、さまざまなウイルスによって
引き起こされるものです。
風邪にかかっても全身症状はあまり見られず、
発熱もインフルエンザほどではないケースが
一般的です。
02 | インフルエンザの潜伏期間はどれくらい?
インフルエンザウイルスは、感染してすぐに
症状が現れるわけではありません。
個人差はありますが、通常は1~3日程度の
潜伏期間を経てから症状が現れることが
多いです。
ウイルスに感染しているものの、
症状が全く出ないこともあります。
また、インフルエンザウイルスは
発症の24時間前から
発症後5~7日程度までの間、
他人に感染する力があるとされています。
自覚症状がないタイミングでも、
他人にうつしてしまう恐れがある点に
注意が必要です。
03 | インフルエンザの感染経路
インフルエンザの感染経路は、
飛沫感染と接触感染の2パターンに
大きく分けられます。
飛沫感染は、インフルエンザウイルスに
感染している方のくしゃみや咳によって
出てきた飛沫を吸い込むことで感染します。
主な感染場所は、
人がたくさん集まる学校や職場、
電車内、商業施設などです。
一方で、接触感染は、
ウイルスの付着したものを触れた後に、
口や目、鼻といった粘膜に触れることで
起こります。ドアノブや電気のスイッチ、
乗り物のつり革など、不特定多数の人が触れる
場所が接触感染の感染経路です。
04 | インフルエンザを予防する方法
インフルエンザを予防するには、
感染経路を絶ったり、
免疫を高めたりすることが大切です。
個人で行えるインフルエンザの予防方法を
ご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
流行前に予防接種を受ける
インフルエンザのシーズンに入る前に、
予防接種を受けておきましょう。
予防接種を受けることで、
インフルエンザにかかる可能性を下げたり、
重症化するのを防いだりする効果が
期待できます。
インフルエンザワクチンは、
流行が予想されるウイルスの型によって
毎年成分が異なります。
1年に1回、流行前に接種を受けておくのが
おすすめです。
手洗いを習慣化する
手洗いは、インフルエンザをはじめとした
多くの感染症予防に有効な対策です。
帰宅後や調理の前後、
食事前など、こまめな手洗い習慣を
身につけましょう。
特に、公共施設のドアノブやスイッチ、
電車のつり革、手すりなどには、
多くのウイルスが付着している
可能性があります。触った後は、
しっかりと手洗いするのがおすすめです。
外出先などで手を洗うのが難しい時は、
アルコール消毒を行う方法でも、
感染を予防する効果が期待できます。
人混みを極力避ける
インフルエンザの流行している時期は、
たくさんの人が集まる場所に
ウイルスも多く漂っています。
人混みや繁華街への不要な外出を
控えることも、インフルエンザ対策として
有効です。
とはいえ、人が多く集まる場所を
避け続けるのは現実的な対策とはいえません。
不織布マスクを着用して、
飛沫感染のリスクを軽減するのもおすすめです。
前述のとおり、インフルエンザは
発症前から感染する力があります。
くしゃみ・咳をする際はマスクやティッシュで
口と鼻を覆う、人の方を向かないなど、
咳エチケットを心がけることもポイントです。
お部屋の湿度管理を行う
空気が乾燥していると、
粘膜の防御機能が低下して
インフルエンザにかかりやすくなります。
加湿器を適切に使って、室内の湿度を
50~60%程度に保つのもおすすめです。
お部屋の湿度がどれくらいかわからない時は、
加湿器と一緒に温湿度計も
用意しておきましょう。
お部屋の湿度や温度を視覚的に把握
できるので、快適な空間作りの役に立ちます。
こまめに換気を行う
室内のウイルス量は、空気を入れ替えることで
減らせます。
窓を開けたり、換気扇を回したりして、
定期的に室内の換気を行うこともポイントです。
対角線上にある窓やドアを2カ所開けて
空気の流れを作ると、効率的に換気できます。
ただし、冬場に窓を開けると
室内の温度が下がってしまいます。
暖房器具を使いながら換気を行い、
室温を保つようにしましょう。
室温を保つことができない、
窓を十分に開けるのが難しいといった時は、
空気清浄機を利用してインフルエンザウイルスを
捕集するのもおすすめです。
生活リズムを整える
免疫力が弱まると、
インフルエンザにかかりやすくなったり、
症状が重くなったりする恐れがあります。
十分な睡眠やバランスの取れた食事、
適度な運動を心がけ、
日頃から免疫力を高めておくことも、
インフルエンザ予防の基本です。
05 | インフルエンザに感染してしまったらどうすれば良い?
対策を行っていても、
インフルエンザにかかる可能性は
ゼロにできません。
インフルエンザが流行している時期に、
急な発熱や関節痛、鼻水、悪寒といった
症状が見られる時は、インフルエンザに
感染している可能性があります。
高熱が出ている、呼吸が苦しいなど、
具合が悪い時は無理をせず、
早めに医療機関を受診してください。
また、人混みや繁華街などへの外出は
控えて休養を取ったり、
水分を十分に飲んだりすることも大切です。
咳やくしゃみなどの症状が見られる時は、
咳エチケットを徹底して
他人にうつさないように心がけましょう。
06 | リズムの製品でインフルエンザ対策を行おう!
お部屋の加湿や換気を行ったり、
空気中を漂うウイルスを捕集したりすることは、
簡単ながら有効なインフルエンザ対策に
なります。
加湿器や空気清浄機といった
アイテムを用意して、
インフルエンザ対策に役立ててみては
いかがでしょうか。
ここからは、インフルエンザ対策に使える
リズムのおすすめ製品をご紹介します。
加湿器
リズムの加湿器は、
超音波式の据え置き型加湿器です。
加湿する際は、タンク内に雲海のような
霧がたまります。
水の粒が浮遊する様子を眺めて
くつろぐことができます。
プールレスで、
水が通るすべてのパーツを
水洗いできるため、
超音波式ながら清潔な状態を保って
使い続けられます。
空気清浄機
ハンディファンで培った2重反転ファンを
採用することで、広い適用畳数と
コンパクトサイズを両立。
自由な風向き調整で室内の空気を
循環させながら、花粉やウイルスを
集じんフィルター(高性能静電HEPA)と、
脱臭フィルター(高性能活性炭)で
捕集します。
サーキュレーター
ハンディファンの技術を応用した
2重反転ファンを搭載し、
大風量を実現したサーキュレーターです。
コンパクトなサイズで、
スペースの限られた場所でも設置できます。
風力調節機能や
自動首振り機能、
手動による上下角度調整機能を
搭載しているため、部屋干しの際も便利です。
また、風を取り入れるグリル部分は
1方向スリットとなっており、
ブラシを左右に滑らせるだけで
簡単にホコリを落とすことができます。
お手入れの手間をかけずに、
お部屋の換気を行えます。
温湿度計
温湿度計を用意すれば、
室内の温度や湿度を簡単に
把握できるようになります。
加湿器をつけるタイミングを、
正確に知ることができるため便利です。
リズムでは、
時間や日付も同時に確認できる商品や、
室内の快適さを表示できる商品、
おしゃれなデザインでインテリアとしても
使える商品など、さまざまな温湿度計を
取り扱っています。
お部屋の雰囲気や用途に適した温湿度計を
用意してみてはいかがでしょうか。
07 | 対策を徹底してインフルエンザを防ごう!
インフルエンザは
ウイルス性の感染症の一種です。
一般的な風邪よりも重症化する
リスクがあるため、流行時は
感染対策を徹底する必要があります。
とはいえ、
インフルエンザの予防に
特別なことをする必要はありません。
室内の換気や湿度の管理、
こまめな手洗いといった予防策を実施して、
インフルエンザにかかるのを防ぎましょう。
更新 2025.10.28
Humidifier
































