vol.31 | 静電気が起こるのは乾燥が理由! | Column | リズム製品情報
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静電気が起こるのは乾燥が理由!
簡単に防ぐ方法は?

冬場は、
静電気に悩まされることが多い季節です。
静電気が発生する原因には、
乾燥(湿度)が大きく関わっています。
ドアノブなどに触れた際の
パチパチした痛みを防ぎたい方は、
乾燥対策を行うことが大切です。
ここでは、乾燥と静電気の関係や、
乾燥による静電気を防ぐ対策方法をご紹介します。

contents

  1. 01静電気と乾燥の関係は?
  2. 02乾燥肌の人は静電気をためやすい?
  3. 03乾燥による静電気を防ぐ方法
    1. 肌の乾燥を防ぐ
    2. 体の内側からケアを行う
    3. お部屋の乾燥を防ぐことも大事
    4. ドアノブの前に壁などに触れる
  4. 04静電気を防ぐために乾燥対策を行おう

01 | 静電気と乾燥の関係は?

人体を含め、この世のあらゆる物質は
プラスとマイナスの電子を持っています。
電子は通常、プラスとマイナスが
釣り合った状態(中性)ですが、
摩擦や接触などが原因で電荷量が乱れてしまうと、
静電気がたまった状態になります。

湿度が高く
空気中に多く水分が含まれている時は、
静電気が体にたまっても
空気中の水分を通じて逃げていくため、
バチッとした痛みは起こりません。
一方で、空気が乾燥していると
静電気が放出されにくくなり、
体内にたまってしまいます。
夏場は静電気に悩まされにくく、
冬場になると痛みを感じやすくなるのは、
冬は空気の乾燥している日が多いことが理由です。

02 | 乾燥肌の人は静電気をためやすい?

体にたまった静電気は自然と放電されています。
肌の潤いが保たれていると、肌の水分を通して
静電気が放電されやすい状態です。
一方で、
肌が乾燥している人は水分量が少ないため、
静電気が放出されにくくなります。
結果として、
ドアノブに触れた際などに放電して、
痛みを感じやすいのです。

また、ウレタンやポリエステル
といった化学繊維の服は、
静電気が起こりやすいとされています。
乾燥肌の方は、
洋服の選び方にも注意が必要です。

03 | 乾燥による静電気を防ぐ方法

ご紹介してきたように、
静電気の発生には乾燥が大きく関わっています。
静電気を防ぐには、
日頃から乾燥対策を行うことが大切です。
日頃から行いやすい
静電気対策の例をご紹介しますので、
静電気に悩んでいる方は、
ぜひ参考にしてみてください。

肌の乾燥を防ぐ

肌が乾燥していると、
静電気がたまりやすくなります。
化粧水や乳液、ハンドクリームといった
化粧品で保湿ケアを行い、
肌の乾燥を防ぎましょう。
手足や顔だけでなくお腹周りなども保湿を行い、
乾燥を防ぐことをおすすめします。

体の内側からケアを行う

体の外側をケアしたとしても、
体内の水分量が不足していると、
乾燥が進んでしまいます。
体の内側からもケアを行い、
潤いを保つことが大切です。

特に、冬場は夏に比べると汗をかきにくいため、
水分補給への意識が薄れる傾向にあります。
冬も、こまめな水分補給を心がけましょう。
また、食生活や生活習慣を見直して、
乾燥肌の改善を図るのも効果的です。

お部屋の乾燥を防ぐことも大事

適度な湿度がある環境なら、
静電気が空気中の水分を通じて
自然と放電されます。
静電気対策の一環として、
お部屋の乾燥対策も行いましょう。
加湿器を使ったり、
洗濯物を部屋干ししたりして、
室内の湿度を40~60%程度に
保つことがポイントです。

ただし、
洗濯物を部屋干しする方法などだと、
室内の加湿量を調整することができません。
湿度があまり上がらない、
加湿のしすぎでカビやダニが発生したなど、
別のトラブルにつながることも考えられます。

室内の湿度を
正確に把握して加湿を行いたい方は、
自動で加湿量を調整してくれる
センサー付きの加湿器を用意したり、
温湿度計を活用したりするのがおすすめです。

温湿度計はこちら

ドアノブの前に壁などに触れる

金属でできているものが多いドアノブは、
電気を通しやすいものです。
ドアを開けようとして
静電気の痛みを感じたことがある方は
多くいらっしゃるでしょう。

静電気による痛みを防ぎたい方は、
ドアノブなどの金属製のものに触れる前に、
壁や床に触れておくのがおすすめです。
壁や床は
金属製のものに比べると電気を通しにくいため、
放電の際に痛みが発生しません。
事前に壁や床に触れて
静電気を逃がしておくことで、
痛みを防ぎやすくなります。

また、
指先だけで触れるのではなく、手のひら全体で
ドアノブに触れるのも良いでしょう。
電気が流れる面積を広げることで、
静電気による衝撃を抑えられます。

04 | 静電気を防ぐために乾燥対策を行おう

乾燥は、静電気の発生に大きく関係しています。
静電気の嫌な痛みを防ぐには、
お部屋の湿度を保ったり、
肌の乾燥を防いだりすることが大切です。
静電気に悩まされている方は、
ご紹介した内容を参考に、
乾燥対策に取り組んでみてはいかがでしょうか。
リズムの製品にも、
日常で役立つアイテムがありますので
日々の暮らしに
取り入れてみてください。

更新 2025.10.28

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