冬になるとドアノブが怖い……
静電気を防ぐ4つの方法
冬は静電気が発生しやすい季節です。
金属製のドアノブなどに触れた際の
「バチッ」とした痛みに
悩んでいる方は多いかもしれません。
実は、静電気は簡単な方法で
対策することができます。
ここでは、静電気が発生する仕組みと、
すぐにできる4つの静電気対策をご紹介します。
静電気に悩まされている方は、
ぜひご確認ください。
01 | 静電気が発生する仕組み
人体をはじめ、あらゆる物質は
プラスとマイナスの電気を持っています。
通常は、
それぞれの電気量は釣り合った状態ですが、
摩擦などが起こると電気量のバランスが
崩れてしまうことがあります。
このときにたまった電気が静電気です。
静電気がたまった状態で電気を通しやすい
金属製のドアノブなどに触れると、
バチバチした痛みを感じます。
気温が低い冬場は、
重ね着した衣類がこすれることが多いです。
さらに、空気も乾燥しているため、
通常なら空気中の水分を通じて逃げていくはずの
電気が体に残り続けます。
そのため、静電気に悩まされやすくなるのです。
また、肌の水分量が少ない乾燥肌の人も、
静電気に悩まされやすい傾向にあります。
02 | 静電気を防ぐ方法は?
静電気のパチパチした痛みは、
不快に感じるものです。
静電気を防ぐには
どうすれば良いのでしょうか。
ここからは、
静電気の簡単な予防方法をご紹介します。
お部屋を加湿する
静電気は、空気が乾燥している状況ほど
発生しやすくなります。
静電気を防ぐには、
お部屋の湿度を高めておくことが重要です。
加湿によって空気中の水分量を増やすと、
静電気が生じても空気中にすぐ放電されるため、
痛みを覚えにくくなります。
洗濯物を部屋干ししたり、
加湿器を置いたりして、
室内の湿度を適度に上げておきましょう。
ただし、
加湿のしすぎはカビやダニの繁殖に
つながる恐れがあります。
温湿度計やセンサー付きの加湿器を活用して、
湿度40~60%を目安に
加湿を行うのがおすすめです。
肌を保湿する
空気ではなく、肌の乾燥も
静電気が起こりやすくなる原因のひとつです。
肌が乾燥しないように保湿することも、
静電気対策につながります。
お風呂上がりに化粧水や乳液、
クリームなどを使って肌の潤いを保ちましょう。
体の洗いすぎやこすりすぎを
避けることもポイントです。
髪の毛も、
トリートメントを使って保湿しておくと、
静電気がたまるのを防ぎやすくなります。
また、
寒いからといって熱いお湯につかっていると、
肌が乾燥する原因になります。
湯船の温度は、40℃程度のぬるま湯を
目安にすると良いでしょう。
コーディネートの組み合わせを工夫する
前述のとおり、
静電気は衣類の摩擦によっても発生します。
空気が乾燥している冬場は
空気中の水分に放電されにくいうえに、
重ね着によって衣類同士が
こすれ合ってしまうため、
静電気が発生しやすい状況です。
衣類に使われている素材は、
マイナスの電気を帯びやすいものと、
プラスの電気を帯びやすいものに
大きく分けられます。
重ね着をする際は、
衣類の組み合わせにも注目しましょう。
マイナスとマイナス、プラスとプラスなど、
似た性質の衣類を組み合わせて重ね着すると、
静電気の発生を防ぎやすくなります。
【マイナスの電気を帯びやすい素材】
ポリエステル、ポリウレタン、
アクリル、塩化ビニールなど
【プラスの電気を帯びやすい素材】
レーヨン、ナイロン、ウールなど
【どちらの電気も帯びにくい素材】
麻(リネン)、綿(コットン)、
絹(シルク)など
他にも、電気を通しやすい
靴底が革製のシューズなどを履くのも有効です。
電気が地面に逃げやすくなるため、
静電気の発生を防ぐことができます。
柔軟剤を使って洗濯する
洗濯をする際に、
柔軟剤を使うのもおすすめです。
柔軟剤を使って衣類の表面を滑らかにして
摩擦を抑えることで、
静電気を防ぐ効果が期待できます。
柔軟剤を使わない場合は、
市販の衣類用静電気防止スプレーを
活用するのも有効です。
03 | 冬場の静電気対策に! リズムのおすすめ加湿器
静電気を防ぐには、加湿を行いお部屋の湿度を
適切に保つ必要があります。
冬になると静電気に悩まされているという方は、
加湿器を用意しておくのがおすすめです。
ここからは、静電気対策にも使える
リズムの加湿器をご紹介します。
リズムの加湿器は、
超音波式の据え置き型加湿器です。
加湿する際は、タンク内に雲海のような
霧がたまります。
水の粒が浮遊する様子を眺めて
くつろぐことができます。
プールレスで、
水が通るすべてのパーツを
水洗いできるため、
超音波式ながら清潔な状態を保って
使い続けられます。
04 | 簡単な工夫で静電気は防げる!
静電気を防ぐには、加湿を行いお部屋の湿度を
適切に保つ必要があります。
冬になると静電気に悩まされているという方は、
加湿器を用意しておくのがおすすめです。
特別命に関わるものではありませんが、
静電気の痛みは不快感を覚えるものです。
空気が乾燥する冬場は
特に悩まされることが多くなりますが、
日常生活のちょっとした工夫で
静電気は予防できます。
静電気に悩まされている方は、
お部屋の加湿や肌の保湿など、
ご紹介した方法を試してみてはいかがでしょうか。
更新 2025.10.28
































